『レコード芸術』新譜月評クロニクル

【第5回】1976年(中篇)5月号~8月号
4人の名匠たちのいわくつきの(?)名盤たち

『レコード芸術』新譜月評クロニクルレコ芸アーカイブ
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構成・文(太字)・CDセレクト=芳岡正樹

アーカイブ・シリーズ「『レコード芸術』新譜月評クロニクル」の第5回は、1976年中篇として5月号~8月号をひもときます。当連載では現「レコ芸ONLINE」月評レギュラー筆者でもある芳岡正樹氏に、1975年1月号から順に “再読/抜粋” いただきレコード界を振り返っています。後に「名盤」と呼ばれるようになるレコードが初出時どのように評されたか? 興味は尽きません。

図らずも「追悼盤」となってしまったケンペの名録音

ちょうど今から50年前、1976年5月〜8月のトピックを拾うと、円熟期にあった名指揮者ルドルフ・ケンペ(1910年6月14日~1976年5月12日)の急逝、「ソヴィエトが生んだ神秘の巨匠」(ハイフィディティ誌)ラーザリ・ベルマン(1930年2月26日~2005年2月6日)の本格的西側デビュー、生誕90年を迎えたヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886年1月25日~1954年11月30日)の新発見音源のレコード化、そしてバイロイト音楽祭の開催100年祭が挙げられよう。

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