リヒャルト・ワーグナー
Wilhelm Richard Wagner
(1813-83)
オペラに大革新をもたらしたドイツの作曲家。楽劇という独自の理念を掲げ、《ニーベルングの指環》《トリスタンとイゾルデ》《タンホイザー》などの大作を生み出した。ライトモティーフの手法や大胆な和声法は後世の音楽に大きな影響を与えた。また、自ら設計に関わったバイロイト祝祭劇場は現在もワーグナー作品上演の中心地となっている。(編集部)
代表曲
《タンホイザー》
1845年初演のオペラ。中世ドイツの伝説をもとに愛と救済を描いた。壮麗な序曲と〈巡礼の合唱〉が広く親しまれている。
《トリスタンとイゾルデ》
1857~59年作曲、1865年初演の楽劇。究極の愛と死を描き、後世の音楽に大きな影響を与えた。濃密な和声と深い心理描写が魅力。
《ニーベルングの指環》
1848~74年作曲の楽劇四部作。北欧・ゲルマン神話をもとにした全4部作である。壮大な物語と壮麗な音楽世界に圧倒される。
必聴名盤

ワーグナー:楽劇四部作《ニーベルングの指環》全曲
ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンpo,他
〈録音:1958年9月~65年11月〉[デッカ]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
《指環》全曲の史上初スタジオ録音として、ワーグナー演奏史はもちろん、レコード録音の歴史そのものに君臨し続ける名作中の名作。完成から半世紀を超えたいまもなお[…]ジョン・カルショー率いるデッカ・サウンドの驚異的な質の高さがいまなお証明され続けている……
———広瀬大介(音楽学)

