連載

   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第5回/沼野雄司

世界が瞬間、瞬間に開花してゆく ――とりわけ私のように、自己と密着した形で音楽を書いている作曲家の場合、体力の衰えがそのまま作品自体の衰えに繋がってしまう可能性...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第5回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)は、ドイツ語で「前奏曲」の意味。毎回あるディスク(音源)を端緒として、ときに音楽の枠を超えて自由に思索を巡らせる、毎月1日更新の注目連載です。第4回は、コパチンスカヤ×カメラータ・ベルンによる、エグザイル=亡命と題する注目アルバムが登場します。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第4回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第4回は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35。あまりに有名なこの曲の成立背景(バイオグラフィ)は、意外に知られて...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第4回/沼野雄司

1月5日のシューベルト 喪失とは常に、死の、もしくは不在の謂いであり、暗喩である。そうした死が、不在が、変ト長調で浄化されることによって、いわば「うかばれる」、...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第4回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)は、ドイツ語で「前奏曲」の意味。毎回あるディスク(音源)を端緒として、ときに音楽の枠を超えて自由に思索を巡らせる、毎月1日更新の注目連載です。第4回は、コパチンスカヤ×カメラータ・ベルンによる、エグザイル=亡命と題する注目アルバムが登場します。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第3回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第3回は、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》。この作品に貫かれているテーマは「メメント・モリ」(=死を...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第3回/沼野雄司

一周まわった地点でふたりが出会う たぶん生き乍ら鼠や蛇に噛まれ、食われ、じわじわと死んだのだろう。それなのに――。侍の顔は――。伊右衛門様とお岩様です――と男は...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第3回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏による、毎月1日更新の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)とは、ドイツ語で「前奏曲」を意味することば。このコーナーでは1つのクラシック音楽メディアを端緒に、記憶について、「異物」について……自由に思索を巡らせます。今回登場するのは、サヴァール×ル・コンセール・デ・ナシオンによる、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》を収めた注目盤です。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第2回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第2回のテーマは、前回のマーラー《交響曲第6番》からはがらり変わって、ヴェルディ作曲《椿姫》。1990年代、2000年代の二つの舞...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第2回/沼野雄司

ボレロ・ボレロ・ボレロ 「つっかえたわ」「大丈夫、これからだ」「ちがう、レコードのことよ、直してよ」 ――映画『テン』より 1. ボレロで撹乱する  のっけから...