フランツ・リスト

フランツ・リスト
Franz Liszt
(1811-86)

19世紀を代表するハンガリーの作曲家・ピアニスト。超絶技巧を駆使した演奏で“ピアノの魔術師”と称された。《ハンガリー狂詩曲》《愛の夢》などを作曲したほか、新形式「交響詩」を確立し、後期ロマン派音楽に大きな影響を与えた。教育者としても多くの弟子を育て、ヨーロッパ音楽界に広範な功績を残した人物である。(編集部)

代表曲

《ハンガリー狂詩曲》第2番
1847年作曲のピアノ曲。ハンガリーの民俗音楽に着想を得た代表作である。華麗な技巧と情熱的なリズムが聴く人を魅了する。

《愛の夢》
1850年作曲のピアノ曲。歌曲をもとに編曲・改作された作品である。流れるような旋律と甘美な詩情が広く親しまれている。

《巡礼の年》
1835~77年作曲のピアノ曲集。ヨーロッパ各地の旅や芸術体験を音楽に描いた。詩情豊かな表現と多彩な音楽世界を味わえる。

必聴名盤

UCCD41148

リスト:ピアノ協奏曲第1番,同第2番
スヴャトスラフ・リヒテル(p)キリル・コンドラシン指揮ロンドンso
〈録音:1961年7月〉[デッカ]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ

リヒテルが初めてロンドン公演を行ってイギリス・デビューした1961年のスタジオ録音[…]リストの2曲を単にヴィルトゥオーゾ的な技術披露の作品というイメージから解放し、そして「リスト弾き」というイメージを刷新した録音として貴重だろう……
———長木誠司(音楽学)

   
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