
特別企画シリーズ「武満徹の音楽世界」! 作曲家・武満徹(1930~96)の没後30年を記念して、その音楽の魅力に迫ります。
今回の記事は、武満徹の「語り」に着目。作曲から文筆まで、幅広いかたちで社会に発信し続けた武満ですが、その活動のなかには、このようなものもありました。
Text=編集部
図形楽譜の共同制作者との対話

NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ~武満徹
〔地平線のドーリア,テクスチュアズ,風の馬Ⅰ,同Ⅱ,ノヴァンバー・ステップス,ピアニストのためのコロナ,対談(武満徹&杉浦康平)*〕
田中信昭指揮 東京混声合唱団,岩城宏之指揮 NHK交響楽団,鶴田錦史(琵琶)横山勝也(尺八),武満徹,杉浦康平(対談)他多数
〈録音:1961年11月~79年10月,63年6月*(一部L)〉
[ナクソス(M/S)NYNG003]※CD、現在取扱なし
[Naxos Music Library]配信
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NHKラジオ番組「現代の音楽」のマスターテープから復刻を行なっているシリーズ。合唱曲の傑作《風の馬》の初演の模様や、鶴田&横山のコンビと岩城=N響が共演した《ノヴェンバー・ステップス》の貴重録音を収める。武満と対談を行なっているデザイナー、杉浦康平は《ピアニストのためのコロナ》などで図形楽譜を共同制作した人物である。
映画音楽について秋山邦晴に語る

武満徹|黛敏郎 映画音楽を語る with 秋山邦晴
〔武満徹 映画音楽を語る*,武満徹 黒澤明を語る**,黛敏郎 映画音楽を語る〕
武満徹,黛敏郎,秋山邦晴(お話)
〈録音:1971年8月,72年8月*,不明**〉
[Salida(S)DESL021022]※2枚組CD
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音楽評論家、秋山邦晴の遺品をもとに先ごろ初リリースされたプライヴェート音源で、日本を代表する二人の作曲家、武満徹と黛敏郎が、自ら手がけた映画音楽などに関して語った内容が収められている。武満が音楽を担当した、中平康『狂った果実』(1956)や中村登『朱と緑』(1956)、黒澤明『どですかでん』(1970)についてのエピソードも収録されている。
武満が、聴衆へ直接語りたかったものとは?

武満自身が「私の音楽と最も調和しているオーケストラ」と語った札響。本盤に収められたのは同団による1982年6月27日の特別演奏会のライヴで、武満の希望で全演目が世界初演となった。当日、武満が聴衆に向けて行なった講演も収めている。武満徹没後25年、札響60周年を記念してのアルバムで、2021年にリリースされた。
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