
2026年1月1日から各種設備改修のため、休館していた東京オペラシティ(東京・初台)のコンサートホール「タケミツ メモリアル」、そしてリサイタルホール、大小リハーサルルーム(全施設)が、7月1日より再開します。同館では、数々の注目公演が予定されています。
【参照リンク】
・[予告]コンサートホール/リサイタルホール、リハーサルルーム休館のお知らせ(休館時期:2026年1月1日〜6月30日)(東京オペラシティのページ)
Select&Text=編集部
東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール 概要
東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール Tokyo Opera City
1997年9月に開館した複合文化施設・東京オペラシティの中核をなす音楽ホール。コンサートホール「タケミツ メモリアル」(約1,600席)とリサイタルホール(約260席)を備え、クラシック音楽を中心に多彩な公演が開催されている。コンサートホールは世界的音響設計家ラッセル・ジョンソンによる優れた音響で知られ、国内有数のパイプオルガンも備える。東京フィルハーモニー交響楽団の主要な演奏拠点であるほか、開館以来、国内外の一流アーティストが出演する文化拠点として、多くの音楽ファンに親しまれている。
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編集部の注目公演+関連ディスコグラフィ
2026年秋にかけての注目公演から、編集部の注目公演、そしてその関連音源を集めました♪
N響 Music Tomorrow 2026

1988年以来、毎年*開催されている現代音楽コンサート。尾高賞の受賞作と、新進気鋭の作曲家による委嘱新作が目玉となる。今回の受賞作は、我妻英が柳田國男『遠野物語』を着想源として作曲した《管弦楽のための「祀」》。当公演では、同賞の授賞式も予定されている。
*2020年は中止
■N響 Music Tomorrow 2026
2026年7月3日(金)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
藤田果玲(S)新田幹男(tb)杉山洋一指揮 NHK交響楽団
曲目:
・我妻英:管弦楽のための《祀》(2024)
・杉山洋一:夢へのきざはし ─ オーケストラのための(2026)※世界初演
・ビローネ: 声、トロンボーンとオーケストラのための《ボッカ・コスモイ》(2007)※日本初演
■関連音源


コンポージアム2026 イェルク・ヴィトマンを迎えて

1997年以来、毎年行なわれている現代音楽イヴェント。武満徹作曲賞の最終選考コンサートと、その審査員を務める世界的作曲家の個展・トークセッションが数日にわたり実施される。この作曲賞は審査員が1人しかいないことが大きな特徴で、今回はイェルク・ヴィトマンが務める。
■イェルク・ヴィトマン トークセッション
2026年7月8日(水)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
イェルク・ヴィトマン(ゲスト作曲家),長木誠司(聞き手)
■イェルク・ヴィトマンの音楽
2026年7月9日(木)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
イェルク・ヴィトマン(指揮)クリスタ・シェーンフェルディンガー(グラスハーモニカ)大田智美(アコーディオン)セルゲイ・ナカリャコフ(tp)東京都交響楽団
曲目:
・アルモニカ(2006)
・トランペットと小オーケストラのためのコンツェルトシュテュック《アド・アブスルダム(不条理)》(2002)
・バビロン組曲(2014)※日本初演
■2026年度 武満徹作曲賞本選演奏会 審査員:イェルク・ヴィトマン
2026年7月12日(日)15:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
杉山洋一指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
曲目(演奏順):
・松尾研志:管弦楽のための変奏曲
・ズーイー・タオ:If
・ゾーホー・ツイ:最後の賭け
■関連音源


3 イェルク・ヴィトマン:ヴィオラ協奏曲,他
アントワン・タメスティ(va)ダニエル・ハーディング指揮バイエルン放送交響楽団,他
〈録音:2016年3月,17年10月〉
[Harmonia Mundi(D)HMM902268(海外盤)]CD
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4 空前絶後の超絶技巧~ヴィトマン:不条理,他
セルゲイ・ナカリャコフ(tp・フリューゲルホルン) イェルク・ヴィトマン指揮アイルランド室内管弦楽団
〈録音:2014年7月,16年8月〉
[エイベックス・クラシックス(D)AVCL84153]CD
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バッハ・コレギウム・ジャパン第173回定期演奏会「ロ短調ミサ」

宗教曲の最高傑作の1つとされるJ.S.バッハの《ロ短調ミサ》は、BCJの看板プログラムの一つで、公演・録音の両面で高く評価されてきた。2007年録音のアルバム[関連音源6]は07年度(第45回)のレコード・アカデミー賞 大賞銀賞を受賞している。
■バッハ・コレギウム・ジャパン第173回定期演奏会「ロ短調ミサ」
2026年7月19日(日)15:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」 ※完売
出演:
松井亜希,安川みく(S)アレクサンダー・チャンス(A)櫻田亮(T)ティモシー・エドリン(B)鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
曲目:
・J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
■関連音源


5 メンデルスゾーン:交響曲第2番《讃歌》
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン,ジョネ・マルティネス,澤江衣里(S)ベンヤミン・ブルンス(T)
〈録音:2024年10月〉
[BIS(D)NYCX10579]SACDハイブリッド
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♪新譜月評はこちら(評者:城所孝吉さん、小宮正安さん)
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6 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
キャロリン・サンプソン,レイチェル・ニコルズ(S)ロビン・ブレイズ(A)ゲルト・テュルク(T)ペーター・コーイ(B)鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
〈録音:2007年3月〉
[BIS(D)BISSA1701(2枚組,海外盤)]SACDハイブリッド
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小菅優 ソナタ・シリーズ Vol.5[黄昏]

コンセプチュアルなコンサート企画を続ける小菅優。ソナタ・シリーズの完結編となる当公演では、小菅が「死神のような怖い存在」と「寛大な優しさ」を見出す、モーツァルト、ウェーバー、シューベルト、それぞれの最後のピアノ・ソナタが取り合わされる。
■小菅優 ソナタ・シリーズ Vol.5[黄昏]
2026年7月28日(火)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
小菅優(p)
曲目:
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番K.576
・ウェーバー:ピアノ・ソナタ第4番
・シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番D960(遺作)
■関連音源


バッハ・コレギウム・ジャパン 第174回定期演奏会「英雄」とレクイエム

2027年の没後200年に向け、ベートーヴェンを特集するBCJの演奏会シリーズ第2弾。フライヤーには「ナポレオンに絶望した男。ナポレオンに反発した男。」のキャッチコピーが踊る。同時代の2人の作曲家の権力者観が、世界有数のピリオドオーケストラによって提示される。
■バッハ・コレギウム・ジャパン 第174回定期演奏会「英雄」とレクイエム〈ベートーヴェンへの道 vol.2〉
2026年9月27日(日)15:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
曲目:
・ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》
・ケルビーニ:レクイエム ハ短調
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アレクサンダー・ガジェヴ カレイドスコープ

イタリアとスロベニアの国境の街に生まれ、アゼルバイジャン出身の父を持つガジェヴ。様々な文化を原風景とする彼が企画した室内楽合奏と独奏、2夜にわたる予測不可能な公演。カレイドスコープとは万華鏡の意味で、一部のプログラムは当日発表という。
■第1夜 室内楽~世界で輝く俊英とともに
2026年9月29日(火)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
アレクサンダー・ガジェヴ,三浦謙司(p)安江佐和子,目等貴士(perc)金川真弓(vn)上野通明(vc)
曲目:
・ラヴェル:マ・メール・ロワ ※4手連弾
・バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
・ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番《大公》
■第2夜 リサイタル〜5台のピアノ弾き比べ
2026年 10月13日(水)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
アレクサンダー・ガジェヴ(p)
曲目:
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番
・ショパン/小品集
・武満徹:雨の樹素描Ⅱ~オリヴィエ・メシアンの追憶に
・即興演奏
・ドビュッシー:喜びの島
・リスト:《巡礼の年 第1年─スイス》~ジュネーヴの鐘,嵐
・パロマー:3つの夜曲
・シューマン:ピアノ・ソナタ第1番
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武満徹 100年をこえて〜かわるもの/かわらないもの〜第1回〈はじく〉

オペラシティ・コンサートホールの監修に関わり、ホール名にその名が刻まれる武満徹の没後30年、そして生誕100年に向けた全5回のシリーズ第1弾。「はじく楽器」を手掛かりに武満の音楽世界に分け入っていくもので、ピアノ、チェレスタ、ギター、ハープ、琵琶といった撥弦楽器が主に登場する。
■武満徹 100年をこえて〜かわるもの/かわらないもの〜第1回〈はじく〉
2026年10月8日(木)19:00開演 リサイタルホール
出演:
北村朋幹(p・他)篠﨑史子,篠﨑和子(hp)有馬純寿(エレクトロニクス)友吉鶴心,長須与佳,水島結子(琵琶)杉山洋一(指揮)荘村清志(g)會田瑞樹,岩見玲奈(perc)松井亜希(S)上野由恵(fl)金子平(cl)尾池亜美(vn)水野優也(vc)小沼純一(企画)
曲目:
・夢みる雨(1986)
・スタンザⅡ(1971)
・旅(1973)
・スタンザⅠ(1969)
・フォリオス(1974)
・ブライス(1976)
・ウォーターウェイズ(1977〜78)
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阪田知樹 ピアノ・リサイタル

この2026年でデビューから15周年、リスト・コンクール優勝から10周年を迎え、春と秋に全国ツアーを行なう阪田知樹。そんな演奏活動の中核に位置するのが、このオール・リスト・プログラムの公演である。「実際に演奏した曲を中心にプログラミング」したという。
■阪田知樹 ピアノ・リサイタル
2026年11月10日(火)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
阪田知樹(p)
曲目:
・J.S.バッハ(F.リスト編曲):オルガンのための幻想曲とフーガ ト短調 S.463ii/R.120
・F.リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178/R.21
・F.リスト:3つの演奏会用エチュード S.144/R.5 第2曲 へ短調《軽やかさ》
・F.リスト:J.S.バッハの主題による変奏曲 S.180/R.24
・F.リスト:調性のないバガテル S.216a/R.60c
・F.リスト:2つの演奏会用エチュード S.145/R.6 第2曲《小人の踊り》
・F.リスト:2つの演奏会用エチュード S.145/R.6 第1曲《森のざわめき》
・F.リスト:V.ベッリーニの歌劇「ノルマ」の回想 S.394/R.133
■関連音源


ヴィクトリア・ムローヴァ ヴァイオリンリサイタル

「ヴァイオリンの女王」とも称されるムローヴァが、長年信頼を寄せるビートソンとともに取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。録音ではガット弦とフォルテピアノが使用されていたが、当公演ではモダン楽器の予定。響きの違いにも注目だ。
■ヴィクトリア・ムローヴァ ヴァイオリンリサイタル
2026年11月17日(火)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)アラスデア・ビートソン(p)
曲目:
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番,同第2番,同第9番《クロイツェル》
■関連音源


レ・ヴァン・フランセ

2002年結成、世界有数のプレイヤーたちによる「管楽器のドリームチーム」とも評される木管アンサンブル。四半世紀近い活動を通して、彼らの視点による最高の選曲・奏者・演奏が目指されている。今回はこれまでにも繰り返し取り上げられてきた、鉄壁のプログラムが組まれている。
■レ・ヴァン・フランセ
2026年11月26日(木)19:00開演 コンサートホール「タケミツ メモリアル」
出演:
レ・ヴァン・フランセ〔エマニュエル・パユ(fl)フランソワ・ルルー(ob)ポール・メイエ(cl)、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(hr)、ジルベール・オダン(fg)エリック・ル・サージュ(p)〕
曲目:
・ライネッケ:クラリネット、ホルンとピアノのための三重奏曲
・マルティヌー:ピアノと管楽器のための六重奏曲
・マニャール:フルート、オーボエ、クラリネット、バソンとピアノのための五重奏曲
・プーランク:ピアノと管楽器のための六重奏曲
■関連音源


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