いま聴くべき演奏家2026

伝統は響き合う—いま聴くべき “旬” のピアニストたち

いま聴くべき演奏家2026特別企画
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▲今が旬の二人のアリス” ——①紗良・オット(p)ヨハン・ヨハンソン/ピアノ作品集〈2024.7〉[DG(D)UCCG45135],②『アデールと音楽の旅』BOX〈1980~2025(一部L)〉[Artalinna(S/D)ATLC001(34枚組,海外盤)

いま聴くべき “旬” の演奏家の第一弾「鍵盤楽器奏者篇」は、ひとつの試みとして、新譜月評でもおなじみの飯田有抄氏に、5人の注目ピアニストを、往年の名匠たちからの「伝統の継承」という点も踏まえてご紹介いただく。直接的な師弟関係、ということではなく、最前線の演奏家たちの内面から滲み出てくる過去との繋がりについて考察していく。

文・ディスク選=飯田 有抄(クラシック音楽ファシリテーター)

「伝統の継承」と聞くと、師から弟子へと手渡されるバトンのようなものを思い浮かべがちだ。しかし実際にピアニストたちが奏でる録音を聴いていると、直接の師弟関係などではなくとも、時代を超えた響き合いが心をよぎる瞬間がある。あるピアニストの演奏に、ふと別の時代の奏者の面影がよぎるのだ。本稿では、いま「旬」と呼ぶべき5人のピアニストを、往年の巨匠たちの記憶と重ね合わせながらご紹介したい。

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