ヨハン・セバスティアン・バッハ
Johann Sebastian Bach
(1685-1750)
「バロック」末期の重要作曲家。宗教曲から世俗曲まで、膨大な作品を残した。代表作に《マタイ受難曲》《ブランデンブルク協奏曲》《平均律クラヴィーア曲集》など。その名声はいちど忘れられたが、19世紀にメンデルスゾーンらによって再評価された。音楽の構造美と精神性を極めたバッハは、西洋音楽史における不動の巨匠であり、その作品群は後のクラシック音楽の礎としても重要である。(編集部)
代表曲
《ブランデンブルク協奏曲》
1721年献呈の協奏曲集。宮廷音楽家として円熟期にまとめた代表作である。多彩な楽器が織りなす華やかな響きと精巧な構成を楽しめる。
《平均律クラヴィーア曲集》
1722年(第1巻)作曲の鍵盤曲集。全24調による前奏曲とフーガを収めた。対位法の美しさと豊かな表現力を味わえる名作である。
《マタイ受難曲》
1727年頃初演の宗教音楽。キリストの受難を壮大な合唱と独唱で描いた。深い精神性と人間味あふれるドラマが胸を打つ。
必聴名盤

グレン・グールド・バッハ全集
グレン・グールド(p)
〈録音:1955~82年(一部L)〉[ソニー・クラシカル]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
発売当初は風変わりだけれど、新鮮で面白いと受け止められたが、半世紀を経てもその生命力は失われていないどころか、いっそう輝きを増しているように思える。グールドのバッハの特徴を一言でいえば……
———那須田 務(音楽評論)

