連載

   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第5回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第5回は、ドイツ・リートに関する論考です。歌曲は器楽曲と違って常に歌詞が介在し、詩人の手による詩と、それに付曲した作曲家の音楽の「...
   
週刊フィッシャー=ディースカウ

『週刊フィッシャー=ディースカウ』 Nr.1《冬の旅》①

今年2025年は、ドイツの名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925.5.28~2012.5.18)の生誕100周年アニバーサリー。ドイツ・...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第5回/沼野雄司

世界が瞬間、瞬間に開花してゆく ――とりわけ私のように、自己と密着した形で音楽を書いている作曲家の場合、体力の衰えがそのまま作品自体の衰えに繋がってしまう可能性...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第5回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)は、ドイツ語で「前奏曲」の意味。毎回あるディスク(音源)を端緒として、ときに音楽の枠を超えて自由に思索を巡らせる、毎月1日更新の注目連載です。第5回は、ラトルがバイエルン放送響の首席指揮者に就任した際に演奏された《天地創造》のライヴ盤が登場します。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第4回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第4回は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35。あまりに有名なこの曲の成立背景(バイオグラフィ)は、意外に知られて...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第4回/沼野雄司

1月5日のシューベルト 喪失とは常に、死の、もしくは不在の謂いであり、暗喩である。そうした死が、不在が、変ト長調で浄化されることによって、いわば「うかばれる」、...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第4回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)は、ドイツ語で「前奏曲」の意味。毎回あるディスク(音源)を端緒として、ときに音楽の枠を超えて自由に思索を巡らせる、毎月1日更新の注目連載です。第4回は、コパチンスカヤ×カメラータ・ベルンによる、エグザイル=亡命と題する注目アルバムが登場します。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第3回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第3回は、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》。この作品に貫かれているテーマは「メメント・モリ」(=死を...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第3回/沼野雄司

一周まわった地点でふたりが出会う たぶん生き乍ら鼠や蛇に噛まれ、食われ、じわじわと死んだのだろう。それなのに――。侍の顔は――。伊右衛門様とお岩様です――と男は...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第3回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏による、毎月1日更新の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)とは、ドイツ語で「前奏曲」を意味することば。このコーナーでは1つのクラシック音楽メディアを端緒に、記憶について、「異物」について……自由に思索を巡らせます。今回登場するのは、サヴァール×ル・コンセール・デ・ナシオンによる、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》を収めた注目盤です。