ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven
(1770-1827)

ドイツに生まれ、オーストリアで活躍した作曲家。古典派からロマン派の時期の人物で、次々に革新的な音楽を生み出した。交響曲第3番《英雄》、第9番《合唱付き》などに見られるように、音楽に人間精神の崇高さとドラマを導入したことでも知られる。さらにピアノ・ソナタ、弦楽四重奏曲、協奏曲などでも傑作を残した。聴覚を失いながらも創作を続け、音楽の内的世界を深めたその姿は「楽聖」とも称される。構築力と情熱を兼ね備えたベートーヴェンの音楽は、後世の音楽家に計り知れない影響を与え続けている。(編集部)

代表曲

ピアノ・ソナタ第14番
1801年作曲のピアノ・ソナタ。「月光」の愛称で親しまれる代表作である。静寂から情熱へ至る劇的な構成を楽しめる。

交響曲第3番《英雄》
1803~04年作曲の交響曲。当初はナポレオンへの献呈を構想した。壮大な構成と劇的な展開が交響曲の歴史を切り開いた。

交響曲第9番《合唱》
1824年初演の交響曲。終楽章で合唱を導入した革新的な作品である。壮大なスケールと〈歓喜の歌〉の感動が魅力。

必聴名盤

WPCS28425

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭o,同cho,他
〈録音:1951年7月(L)〉[ワーナー・クラシックス]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ

ベートーヴェンの、世界や万人に向けての心からの叫び以外の何物でもない凄絶な演奏もまた一度聴けば忘れられない強い印象を心に深く刻印する。やはりこの演奏は今なお色褪せない唯一無二の演奏である……
———中村孝義(音楽学)

   
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