
《運命》の聴き方が、きっと変わる
2024年10年19日に行われた「レコ芸特別講座」第1回のアーカイブ動画をお届けします。講師に金子建志先生をお招きして、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》をテーマにお話しいただきました。
「運命主題」の源泉とは? 作曲家自身は自作品からどのように引用・展開したのか? 指揮者ごとの、冒頭の振りかた、1楽章のフェルマータの処理の違いとは?
丹念な分析を足掛かりとする批評で知られる金子先生の、まさに「特別講座」。開幕です。
【講師紹介】
かねこ・けんじ
音楽学者・指揮者。1948年千葉県生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。柴田南雄氏、高階正光氏に師事。これまでに大学等で教鞭をとるほか、千葉フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督・常任指揮者を務める。また『レコード芸術ONLINE』等で批評家としても活動。
【講座の流れ】
①「運命主題」の源泉
[例] ハイドンの交響曲100番《軍隊》Ⅱ楽章
②ベートーヴェン自身による引用・展開
[例] 《エグモント》序曲, ピアノ・ソナタ第23番《熱情》Ⅰ楽章
③《運命》Ⅰ楽章のフェルマータ
[例]手稿譜と印刷譜
[例]フィリップ・ジョルダン,ブルーノ・ワルター
④Ⅰ楽章の指揮法 映像比較
[例]ヘルベルト・フォン・カラヤン,レナード・バーンスタイン,アルトゥーロ・トスカニーニ,シャルル・ミュンシュ,ズビン・メータ,朝比奈隆
●質疑応答
※本講座で引用した音源・映像の出典は動画内に記載しております
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