アントニン・ドヴォルザーク
Antonín Dvořák
(1841-1904)
チェコ国民楽派を代表する作曲家。祖国ボヘミアの民族色豊かな旋律を生かし、交響曲第9番《新世界より》や、《スラヴ舞曲》、チェロ協奏曲などの名作を残した。アメリカ滞在中には民俗音楽にも関心を示し、新しい国民音楽の可能性を探求した。温かみのある旋律と親しみやすい作風によって世界的に愛されている。(編集部)
代表曲
《スラヴ舞曲》
1878年作曲の管弦楽曲集。ボヘミアの民族舞曲に着想を得た代表作。躍動するリズムと親しみやすい旋律が魅力である。
交響曲第9番《新世界より》
1893年作曲の交響曲。アメリカ滞在中の体験をもとに書かれた。雄大な旋律と郷愁を誘う響きが世界中で愛される。
チェロ協奏曲
1894~95年作曲のチェロ協奏曲。渡米中に完成した晩年の代表作である。雄大な構成と歌心あふれる独奏が聴きどころ。
必聴名盤

ドヴォルザーク/交響曲全集
ラファエル・クーベリック指揮ベルリンpo
〈録音:1966年6月~73年2月〉[グラモフォン]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
ドヴォルザークの交響曲全集として長く聴き継がれてきた名演。ドヴォルザークはクーベリックにとって非常に重要な位置を占めていた作曲家のひとりで多くの録音を行なっている[…]当時のベルリン・フィルはカラヤン美学の全盛期。鋼のように強い響きも随所に聞こえるが……
———西村祐(音楽評論・フルート奏者)

