フェリックス・メンデルスゾーン
Felix Mendelssohn
(1809-47)
ロマン派初期を代表するドイツの作曲家・指揮者。古典的な均整美とロマン的抒情を兼ね備え、《真夏の夜の夢》やヴァイオリン協奏曲などの名作を残した。また、J.S.バッハの《マタイ受難曲》を再演して再評価へ導いた功績でも知られる。洗練された作風と透明感ある響きによって、多くの人々に親しまれている。(編集部)
代表曲
交響曲第4番《イタリア》
1833年初演の交響曲。イタリア旅行の印象をもとに作曲した。明るく爽やかな旋律と躍動感あふれる終楽章が魅力である。
ヴァイオリン協奏曲
1844年完成のヴァイオリン協奏曲。独奏が冒頭から始まる斬新な構成で知られる。優美な旋律と華麗な技巧を兼ね備えた名作。
《無言歌集》
1829~45年作曲のピアノ曲集。全48曲からなる小品集である。歌うような旋律と親しみやすい詩情にあふれている。
必聴名盤

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲,他
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso,他
〈録音:1959年2月〉[RCA Red Seal]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
いわゆる「メン・チャイ」を収録し、LPレコード時代に一世を風靡した名盤。両曲ともにハイフェッツにとっては、ステレオ方式による唯一の商業録音[…]メンデルスゾーンは、テンポ設定が速く、ハイフェッツの辛口で引き締まった美音が印象的……
———満津岡信育(音楽評論)

