ソニーミュージック

   
インタビュー

仲道郁代 井上道義との“ラスト・モーツァルト”を巡って

2024年に惜しまれつつ引退した指揮者・井上道義。そのラスト・コンサートとなる12月30日のサントリーホール公演を目前に控えた12月16日・17日、"ラスト・スタジオ・レコーディング"が行なわれた。最後の共演者となったのは、ピアニストの仲道郁代。彼女の「もう一度、井上マエストロとモーツァルトを演奏したい」という強い希望によって、この録音が実現した。
   
インタビュー

クリスティアン・ゲルハーヘル 大いに語る

クリスティアン・ゲルハーヘルといえば、今やだれもが認めるドイツ歌曲界を代表するバリトン歌手。レパートリーは少ないが、オペラでも大活躍している。3月には東京・春・音楽祭2025で来日し、ワーグナー《パルジファル》のアンフォルタス役で観客を魅了。このたび、ソニークラシカルより最新録音の「ブラームス/歌曲集」もリリースされた。来日中、リサイタルなどもこなす多忙なスケジュールの合間に話をきくことができた。
   
最新盤レビュー

グァルネリ弦楽四重奏団のRCA全仕事 そのバラエティに富む芸術に、均整美を聴く

《わが生涯より》から始まる45年の歩み|グァルネリ弦楽四重奏団の足跡をたどった49枚組は、CDサイズに縮小してはいるが、発売当時のジャケットをそのままに再現し、盤面も最後の数枚を除いてはLPのそれを再現している(だから「Side 1」とか「Side A」などと書かれている)。ジャケットの風合いなども良い意味で時代を感じさせるし、LP時代を知る世代にとっては懐かしさを味わえるボックスである。
   
最新盤レビュー

マゼール&クリーヴランド管 CBS時代の全レコーディングを集成

マゼール・コンダクツ・クリーヴランド管弦楽団~コンプリートCBSマスターワークス・レコーディングス〔ベートーヴェン/交響曲全集,ブラームス:交響曲第1番,大学祝...
   
今こそ、オーマンディ!

若きオーマンディ。その知られざる名演

のBOXには、オーマンディがストコフスキーとともにフィラデルフィア管弦楽団の共同指揮者となった1936年から(1938年からはオーマンディ単独で音楽監督)、全米音楽家連盟が商業録音禁止令を出す1942年までの録音が収められている(ストライキ終結は1944年で、その年にオーマンディ&フィラデルフィアは米コロンビアへ移籍した)。
   
今こそ、オーマンディ!

オーマンディ再評価を決定付ける究極の94枚

ユージン・オーマンディ/コロンビア・ステレオ・コレクション 1964-1983 ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo,ロンドンso,他〈録音:1964年...
   
インタビュー

前橋汀子が語る、ベートーヴェンのこと。恩師シゲティのこと。

演奏活動60年を超えた希有なヴァイオリニスト、前橋汀子の足跡を辿るインタビュー。恩師ヨーゼフ・シゲティのこと。最新録音のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集について。
   
最新盤レビュー

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート 2025年の始まりを告げた音楽の記録

ニューイヤー・コンサート2025〔ヨハン・シュトラウスⅡ世:ワルツ《美しく青きドナウ》,ワルツ《酒・女・歌》,ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:オペレッタ《すみれ...
   
最新盤レビュー

大河ドラマ『光る君へ』OSTベスト盤が登場

大河ドラマ「光る君へ」オリジナル・サウンドトラック The Best〔冬野ユミ:Amethyst,Blood Moon,Primavera-花降る日,他〕 反田...
   
最新盤レビュー

新シリーズ「ベスト・クラシック100極」 角野隼斗監修のオムニバス盤も

ベスト・クラシック100極 角野隼斗セレクション〔ショパン:バラード3番,ポロネーズ第6番「英雄」,ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番~第1楽章,ガーシュウィン:...