リヒャルト・シュトラウス
Richard Georg Strauss
(1864-1949)
後期ロマン派を代表するドイツの作曲家。また指揮者としても活躍した人物である。交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》や歌劇《サロメ》《ばらの騎士》などで知られ、壮麗な管弦楽法と豊かな色彩感覚を特徴とする。ワーグナー以後のドイツ音楽を発展させつつ、20世紀音楽への橋渡しとなった存在である。(編集部)
代表曲
ホルン協奏曲第1番
1882~83年作曲の協奏曲。ホルン奏者だった父のために書かれた。伸びやかな旋律と華麗な独奏が楽器の魅力を引き出す。
《ツァラトゥストラはかく語りき》
1896年作曲の交響詩。ニーチェの思想書に着想を得た代表作である。壮麗な冒頭と華麗な管弦楽の響きが魅力。
《ばらの騎士》
1909~10年作曲のオペラ。18世紀ウィーンを舞台に恋と別れを描いた。優雅なワルツと美しいアンサンブルが聴きどころ。
必聴名盤

R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンpo,ミシェル・シュヴァルベ(vn)
〈録音:1974年5月〉[ワーナー・クラシックス]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
カラヤンは、シュトラウスという作曲家の生き様、あるいはその音楽に、他の作曲家とは異なるより高いレヴェルでの共感を抱いていたように感じられる。それはおそらく、自身が作曲家だったとしたらこのような曲を作っただろう、というレヴェルの共感であったように思われる……
———広瀬大介(音楽学)

