イーゴリ・ストラヴィンスキー
Igor Stravinsky
(1882-1971)
ロシア生まれの作曲家で、20世紀の音楽に決定的な影響を与えた存在。《火の鳥》、《ペトルーシュカ》、《春の祭典》によって名声を確立し、斬新なリズムや和声で音楽史を大きく変えた。その後も新古典主義や十二音技法を取り入れるなど、生涯にわたり創作様式を変化させ続けた。(編集部)
代表曲
《春の祭典》
1913年初演のバレエ音楽。原始的な祭儀を描き、初演では大きな論争を呼んだ。激烈なリズムと革新的な響きが圧巻。
《兵士の物語》
1918年初演の音楽劇。戦時下の小編成を前提に作曲された。語りと音楽が一体となった軽妙で機知に富む作品である。
《詩篇交響曲》
1930年作曲の合唱交響曲。ラテン語の詩篇を用いて作曲した宗教作品である。簡潔で力強い響きと独特の清澄さが魅力。
必聴名盤

ストラヴィンスキー:春の祭典,他
ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランドo,他
〈録音:1967年3月~75年1月〉[ソニー・クラシカル]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
《春の祭典》は全く異なる角度から多種多様な解釈が可能であるが故、現在では投票をしても票が大きく割れてしまいがちだ。だが本盤なしには第二次世界大戦後の前衛的な現代音楽において、《春の祭典》がどのように受容・評価されたのかは語れない……
———小室敬幸(音楽ライター)

