アルノルト・シェーンベルク
Arnold Schoenberg
(1874-1951)
オーストリア生まれの作曲家で、20世紀音楽の革新者。後期ロマン派から無調音楽へと進み、さらに十二音技法を創始して近代音楽の新たな基盤を築いた。《浄められた夜》、《月に憑かれたピエロ》、《管弦楽のための変奏曲》などを残し、多くの後進に影響を与えた。(編集部)
代表曲
《浄められた夜》
1899年作曲の弦楽六重奏曲。詩に基づき男女の愛と赦しを描いた。後期ロマン派の濃密な響きを味わえる名作。
《月に憑かれたピエロ》
1912年作曲の歌曲集。シュプレヒシュティンメを用いた革新的な作品である。幻想的で妖しい音楽世界が広がる。
《ワルシャワの生き残り》
1947年作曲の語りと合唱、管弦楽のための作品。ホロコーストの記憶を描いた。短い中に強烈な緊張感と祈りが込められている。
必聴名盤

新ウィーン楽派管弦楽作品集
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンpo
〈録音:1972年12月~74年2月〉[グラモフォン]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
録音当時、収録された作品群を、この水準の技術的精妙さと表現上のロマン性を両立させて演奏した例はほかにない。早くから新ウィーン楽派の作品をレパートリーにしていた彼が、グラモフォン側の反対を押し切り、満を持して行なった果敢な録音であった……
———長木誠司(音楽学)
