
イタリアのインディペンデント・レーベル、Da Vinci Classicsより届いた注目タイトルをご紹介。

ヤーコプ・クレンベルク:歌曲集 《心の愉しみ、またはアリア集》
〔CD1(デュオ):アリア第1~20番,CD2(デュオ):アリア第21~40番,CD3(ソロ):アリア第1~40番(ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏版)〕
カンタル・アッラ・ヴィオラ〔ナディーネ・バルベイシ(ソプラノ)、フェルナンド・マリーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
Jacob Kremberg’s Musicalische Gemuths-Ergotzung / Cantar Alla Viola
Da Vinci Classics
規格番号:C01089/フォーマット:3CD/BC:0746160919317
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ダ・ヴィンチ・クラシックスは、ドイツ・バロックの知られざる名作、ヤーコプ・クレンベルク《Musicalische Gemüths-Ergötzung》の世界初の本格的録音を誇りをもって発表いたします。この親密な通奏低音付きアリア集は、信仰・詩情・家庭音楽が洗練された素朴さのうちに交わり合っていた世界への窓を開きます。柔軟な編成を念頭に置いて作曲されたこれらの作品は、個人の邸宅や礼拝堂、小さな市民ホールなどで演奏され、音楽が心に直接語りかける場にふさわしいものでした。
それぞれの小品は、敬虔さと感情を雄弁な旋律に凝縮し、対位法とレトリックが言葉の意味を照らし出します。演奏者たちは言葉と様式に対する深い感受性をもって音楽に臨み、明晰な発音と自然なフレージングを重んじつつ、通奏低音のラインが優しさや舞曲的身振りを形づくることを尊重しています。装飾音は語りとなり、レトリックは感情を形づくり、通奏低音は声楽の下で心臓の鼓動のように息づきます。本録音は、華やかな儀式のためではなく、小さな共同体を教化し、慰め、喜ばせるために作られた、失われた音楽実践の温もりを甦らせます。その結果、等身大の人間的スケールによる再発見の輝きが生まれました——誠実で、光に満ち、そしてその親密さゆえに深く心を打つ作品です。
※録音:2025年1月~3月(スペイン)


photo by Juan Segovia
企画・制作:東京エムプラス

