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ハ・ユナ&ファン・ゴニョンが挑む J.S.バッハとの「時を越える対話」

ファン・ゴニョン(左)とハ・ユナ インタビュー・文=本田裕暉(音楽学・音楽評論)通訳=嵯峨山みな子写真=かくたみほ取材協力=東京エムプラス 2016年のミルクー...
   
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田所光之マルセル デビュー・アルバムに知られざる作曲家ヘンゼルトを選んだ理由

 若手アーティストのデビューアルバムには、誰もが聴き知る王道的な作品が並んでいるのが通例だ。しかし、田所光之マルセルはアドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814〜1889)、それも「練習曲全集」という規格外の選択をした。チャレンジングな精神と、レパートリーの地平線を遠く見渡す音楽家としての姿勢が伝わってくる。
   
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仲道郁代 井上道義との“ラスト・モーツァルト”を巡って

2024年に惜しまれつつ引退した指揮者・井上道義。そのラスト・コンサートとなる12月30日のサントリーホール公演を目前に控えた12月16日・17日、"ラスト・スタジオ・レコーディング"が行なわれた。最後の共演者となったのは、ピアニストの仲道郁代。彼女の「もう一度、井上マエストロとモーツァルトを演奏したい」という強い希望によって、この録音が実現した。
   
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クリスティアン・ゲルハーヘル 大いに語る

クリスティアン・ゲルハーヘルといえば、今やだれもが認めるドイツ歌曲界を代表するバリトン歌手。レパートリーは少ないが、オペラでも大活躍している。3月には東京・春・音楽祭2025で来日し、ワーグナー《パルジファル》のアンフォルタス役で観客を魅了。このたび、ソニークラシカルより最新録音の「ブラームス/歌曲集」もリリースされた。来日中、リサイタルなどもこなす多忙なスケジュールの合間に話をきくことができた。
   
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バッハ晩年の集大成をどっしりと味わって 鈴木優人、《平均律》第2巻を語る

鈴木優人©Marco Borggreve インタビュー・文=山崎浩太郎(演奏史譚)取材協力=ナクソス・ジャパン、ジャパン・アーツ 指揮者として鍵盤楽器奏者として...
   
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PJBEへのオマージュに新味を加えて ARK BRASS「BAROQUE」インタビュー

ARK BRASSコア・メンバー。左から佐藤友紀(tp)福川伸陽(hrn)次田心平(tub)青木昂(tb)以下の個々のアーティスト写真を含めて©Yuji Hor...
   
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パーヴォ・ヤルヴィの《アルプス交響曲》観 NHK交響楽団とのアルバムに込めたものと、その周辺

高峰に挑み続ける、その歩みはとまらない。——つねに並行して複数のオーケストラと強力なタッグを組んできた名匠パーヴォ・ヤルヴィは、首席指揮者や芸術監督を務めるオーケストラとはそれぞれ、信頼を寄せるその楽団のカラーに合わせた録音シリーズを展開してきた。そのひとつ、首席指揮者として堂々たる功績を残したNHK交響楽団とは、バルトークやストラヴィンスキー、武満徹など20世紀傑作選をはじめ、ワーグナーやマーラーなど重量感のあるレパートリーを数々録音。さらに、2015年録音の《英雄の生涯》にはじまるリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品チクルス3点は、楽団の高度な錬磨と覇気を深めたシリーズとして高く評価されている。
   
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七條恵子に聞く フォルテピアノとモーツァルト、19世紀のこと

オランダを拠点に活躍するピアニスト&フォルテピアニスト、七條恵子。モーツァルトが過ごした音世界を再創造するプログラムを演奏・録音した。楽器や内容について伺うなかで、彼女のオーセンティシティ観など興味深い話も飛び出した。
   
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オルガ・パシチェンコが自分のことを 「鍵盤楽器奏者」と語るわけとは?

1867年製の平行弦によるベヒシュタインを前に インタビュー・文=長井進之介(ピアニスト・音楽ライター)通訳=野々山順子 カメラ=各務あゆみ取材協力=ナクソス・...
   
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シュニトケとショパンの《前奏曲》について 韓国の人気ピアニスト コ・ヨンギョンが考えていること

インタビュー・文=道下京子(音楽評論)カメラ=かくたみほ取材協力=東京エムプラス  ピアニスト、コ・ヨンギョン(以下、KYK)が自身のファーストアルバムに選んだ...