ブルックナー2024 回顧特別企画

【新・リマスター鑑定団】ブルックナーの高音質リマスター盤を聴く(後編/クナッパーツブッシュ&チェリビダッケ)

旧『レコード芸術』誌の人気企画「リマスター鑑定団」が復活! “お気に入りの名盤を少しでも良い音で聴きたい”と集まった編集部有志とゲストが、リマスター盤を旧盤と比較して、侃々諤々好き放題に語り合います。

前編(カラヤン&ヴァント)はこちら

クナッパーツブッシュ&ミュンヘンpoのブルックナー:交響曲第8番。タワーレコードSACDハイブリッド盤

ブルックナー:交響曲第8番
〔*+ベートーヴェン:《フィデリオ》序曲,《レオノーレ》序曲第3番〕
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘンpo,*バイエルン国立o
〈録音:1963年1月,*1961年12月〉
[ウェストミンスター(タワーレコード)(S)PROC2413~4]SACDハイブリッド

――引き続き、今年(2024年)アニバーサリーイヤーを迎えたブルックナーの高音質リイシュー盤の比較試聴をしていきたいと思います。前編ではベルリン・フィルの名盤を取り上げましたが、後編ではミュンヘン・フィルの録音から新旧名盤を取り上げます。最初に聴くのは、ミュンヘン・フィルのブルックナーといえば、真っ先にこれを思い浮かべる方も多いでしょう、クナッパーツブッシュの交響曲第8番です。今回、タワーレコードから待望の初SACD化です。
 では、早速第4楽章の冒頭部分を聴いてみましょう。比較するディスクは1997年にビクターから発売された国内盤CD[MVCW14001~2]です。

(交響曲第8番の第4楽章冒頭を試聴)

こちらの閲覧には有料会員へのご登録が必要となります。

有料会員登録がお済みの方は、Fujisan.co.jpにてお申込み頂いたアカウントにてログインをお願いします。

0
タイトルとURLをコピーしました