
特別企画「いま聴くべき演奏家2026」! 今回の記事では、クラシック音楽における弦楽器系の注目グループとヴァイオリニストを芳岡正樹さんのガイドで概観し、このジャンルのトレンドに迫っていきます。
Text=芳岡正樹(音楽評論)
弦楽器から、ますます耳が離せない!
2026年の弦楽器系の室内楽グループや器楽奏者のトレンドを読み解く際、まず挙げられるのは、音楽界全体の潮流として進む演奏レパートリーと演奏スタイルの驚くほどの多様化、それを支える音楽研究と演奏技術の進化である。さらに、ロックやジャズ、即興を融合させたクロスオーヴァーな活動の活発化も、この分野の顕著な特徴といえる。室内楽が構造的にロック、ジャズの小編成と近いこと、そしてクラシック奏者自身がロック、ポップスに親しんだ世代へと移行したことがその背景にある。
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