特別企画
44点のディスクで辿る!

2026年にアニヴァーサリー・イヤーを迎える
クラシック音楽の主な音楽家たち

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トマス・ウィールクスから矢代秋雄まで、2026年に生誕・没後のアニヴァーサリー・イヤーを迎えるクラシック音楽の主要音楽家を、鈴木淳史さんのガイドで、44点(!)のディスクを通して概観♪ マニアックな作曲家も続々登場します。
※各ディスクの媒体は「SACDシングルレイヤー」など特記のないものは通常CDです

Text=鈴木淳史(音楽エッセイスト)

————–ここまで無料公開————–

生誕450・400年の音楽家たち

 まずは、3年前に没後400年を迎えたばかりだが、今年は生誕450年になるトマス・ウィールクス(1576~1623)。英国のルネサンス期の作曲家、オルガニストで、半音階や不協和音も交えたマドリガルが知られている。教会で酔っ払ってオルガンを弾いてクビになったなどといった破天荒なエピソードも。
 そして、生誕400年のジョン・ダウランド(1563~1626)。ルネサンス期英国を代表する作曲家、リュート奏者だ。メランコリア(憂鬱)な美学に則ったリュート伴奏付きの歌曲やリュート独奏曲を数多く残している。《涙のパヴァーヌ(ラクリメ)》や《流れよ、わが涙》といった曲がよく知られ、さまざまな編曲によって演奏されている。

1 ウィールクス/マドリガル集 マーク・ドゥーリー(指揮),リサーガム,イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル〈録音:2023〉[Resonus Classics(D)RES10325(海外盤)]
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2 トム&ウィル~ウィールクス&バード 没後400周年記念アルバム キングス・シンガーズ ,フレットワーク〈2022〉[Signum Classics(D)SIGCD731(海外盤)]
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3 ジョン・ダウランド・エディション 〈2026(編)〉[Erato(D)2173297390(10枚組,海外盤)]※2026年2月20日発売予定
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4 ザ・リュート・ソングブック ヴォルフガング・カチュナー(指揮・リュート)ラウテン・カンパニー〈2024〉[DHM Deutsche Harmonia Mundi(D)19802802402(海外盤)]

没後・生誕300年の音楽家たち

 没後300年を迎えるのは、バロック期のフランスの作曲家ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657~1726)だ。ルイ14世の宮廷で最も重用された作曲家で、リュリらのイタリア派に対抗してフランスならではの音楽を確立。管弦楽や合唱によるモテットの発展形であるグラン・モテの作曲家として、フランス文化の威光を印象づけた。
 生誕300年のカール・コハウト(1726~84)は、オーストリアのリュート奏者だ。前期古典派の時代に、衰退傾向にあったリュート作品を多く手がけた。専業の音楽家ではなく、ハプスブルク家の外交官として務めつつ、リュート協奏曲などの作品を残している。

5 ド・ラランド/グラン・モテ集 セバスティアン・ドセ指揮アンサンブル・コレスポンダンス
〈2021〉[Harmonia Mundi(D)HMM902625(海外盤)]

6 ド・ラランド/王の晩餐のためのサンフォニー集 ヴァンサン・デュメストル指揮ル・ポエム・アルモニーク〈2020〉[CVS(D)NYCX10251]
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7 コハウト/リュート協奏曲とディヴェルティメント ジョン・シュナイダーマン(リュート)エリザベス・ブルーメンストック(vn)ウィリアム・スキーン(vc)他〈2005〉[Profil(D)PH5018(海外盤)]

8 ウィーンのバロック・リュート〔コハウト:リュート・ソナタニ長調,他〕 ベルンハルト・ホフシュテッター(リュート)〈2014〉[Brilliant Classics(D)BRL95087(海外盤)]

没後200年の音楽家たち

 没後200年、つまり1826年に亡くなった作曲家は3人ほどいる。まずは、カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786~1826)。ドイツ・ロマン派オペラの立役者だ。《魔弾の射手》や《舞踏への勧誘》といった曲が古くから知られているが、近年はクラリネットやファゴットなどの曲の新譜リリースが相次ぐ。
 そのウェーバーの良き理解者で兄貴分でもあった、フランツ・ダンツィ(1763~1826)も没後200年組の1人。木管五重奏のジャンルを確立するなど、古典派からロマン派への流れを作った作曲家だ。最近では交響曲や協奏交響曲なども録音されるようになった。
 スペインの作曲家ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806~26)も同じ年に亡くなった。「スペインのモーツァルト」の異名をもつ神童として、10代でパリ音楽院に留学したが、19歳の若さで病没。古典派の枠組みのなかに、ロマン派の情感を湛えた音楽を書いている。

9 ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番 ロレンツォ・コッポラ(cl),マルティナ・パストゥシュカ指揮,{oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ〈2023〉[NIFC(D)XNIFCCD158]
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10 ウェーバー/クラリネット協奏曲&五重奏曲集 アルトゥール・ストッケル(cl)レオ・マックファル指揮ルクセンブルクpo,ハンソン弦楽四重奏団〈2023〉[Aparte(D)AP354(海外盤)]

11 ダンツィ/木管五重奏曲全集 ベルリン・フィル木管五重奏団,ルーヴェ・デルヴィンエル(p)〈1991~92〉[BIS(D)BIS1581(3枚組,海外盤)]

12 ダンツィ/交響曲全集 ハワード・グリフィス指揮スイス・イタリア語放送o〈2007〉[CPO(D)7773512(2枚組,海外盤)]

13 アリアーガ/弦楽四重奏曲集 エオリアン弦楽四重奏団〔シドニー・ハンフリーズ,トレヴァー・ウィリアムズ(vn)ワトソン・フォーブス(va)ジョン・ムーア(vc)〕〈1954〉[Cameo Classics(M)CC9117(海外盤)]

14 アリアーガ/管弦楽作品集 ファンホ・メナ指揮BBCフィルハーモニック,ベーリト・ノルバッケン・スールセット(S)〈2018〉[Chandos(D)CHAN20077(海外盤)]

生誕200年の音楽家たち

 生誕200年のほうは、レオン・ミンクス(1826~1917)。J.シュトラウスやブラームスと同時代。ウィーン生まれながらロシアへ渡り、マリインスキー劇場の作曲家となり8つのバレエを作曲し、クラシック・バレエの黄金時代を飾る作曲家の1人だ。《ドン・キホーテ》や《ラ・バヤデール》といったバレエは現在も舞台にかけられることが多い。
 もう1人は、スティーヴン・フォスター(1826~64)。《おおスザンナ》や《金髪のジェニー》といった歌が親しまれている、アメリカ音楽の父。その郷愁を誘うメロディは、後にドヴォルザークにも大きな影響を与えた。多くのヒット曲を書いたが、アメリカでは著作権という概念がまだ確立されてなかったため貧困に苦しみ、高熱で倒れた際に頭部を強打、37歳で亡くなった。

15 ミンクス:バレエ《ドン・キホーテ》 ボリス・スパソフ指揮ソフィア国立歌劇場管弦楽団
〈1994〉[Capriccio(D)C5054(2枚組,海外盤)]

16 ミンクス:バレエ《ラ・バヤデール》 リチャード・ボニング指揮イギリス室内o〈1992〉[Decca(D)4783634(2枚組,海外盤)]

17 Stopping By~アメリカ歌曲を歌う〔フォスター:夢路より,やさしかったアニー,他〕
 カイル・ビールフィールド(T)ラクラン・グレン(p)マイケル・サミス(vc)〈2013〉[Delos(D)DE3445(海外盤)]

18 3つのデッサン+アメリカ音楽名曲集〔フォスター:金髪のジェニー,おおスザンナ,主人は冷たき土に,草競馬,オールド・ブラック・ジョー(美野春樹編曲),他〕 崎元讓(ハーモニカ)美野春樹(p)〈2017〉[カメラータ(D)CMCD28351]
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没後・生誕150年の音楽家たち

 スウェーデンの作曲家アウグスト・セーデルマン(1832~76)は没後150年を迎える。スウェーデンの民謡などをもとに、ドイツのロマン派風の洗練されたスタイルで作曲。管弦楽曲、とりわけ劇の付随音楽を多く残した。43歳で亡くなったが、その音楽の方向性はアルヴェーンなどの次世代へと受け継がれている。

19 スウェーデン管弦楽名曲集1〔セーデルマン:スウェーデン祝祭音楽,他〕 オッコ・カム(指揮),ヘルシンボリso〈1994〉[Naxos(D)8553115(海外盤)]

20 深き淵より De Profundis〔セーデルマン(エイナル・ラルフ編):キリエ,ドミネ,他〕〈2013〉[BIS(D)BISSA2053(海外盤)]SACDハイブリッド

 生誕150年は5名。まず、エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876~1948)。複合姓からわかるようにイタリア人の父とドイツ人の母を持ち、2つの国の音楽文化を巧みに融合させた作曲家だ。20世紀に入りかけた時期に、18世紀のオペラ・ブッファを再興、《マドンナの宝石》、《スザンナの秘密》といったオペラを書いた。かつては《マドンナの宝石》の間奏曲ばかりが取り上げられたが、近年は室内楽や管弦楽作品にも光が当てられている。
 生誕150年組のビッグネームといえば、マヌエル・デ・ファリャ(1876~1946)だろう。20世紀のスペインを代表する作曲家で、スペイン的なエッセンスを卓抜したオーケストレーションで描いた作品が多い。
 パブロ・カザルス(1876~1973)も忘れてはいけない音楽家だ。チェロの近代的な奏法を確立、バッハの《無伴奏チェロ組曲》を再評価して広めるなど、20世紀最大のチェロ奏者。チェロの神様は、人道主義、平和主義の旗手としても名を残した。作曲家としては、既存曲の編曲が多いが、なかでもカタルーニャ民謡に基づく《鳥の歌》は現代のチェロ奏者にとっては重要なレパートリーになっている。

21 ヴォルフ=フェラーリ:歌劇《スザンナの秘密》 リディア・フリードマン(S:スザンナ)オマール・モンタナーリ(Br:ジル)フェリックス・クリーガー指揮ベルリン・オペラグループo
〈2022(L)〉[Oehms Classics(D)OC992(海外盤)]
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22 ヴォルフ=フェラーリ/協奏曲,室内楽,ピアノ曲集 ファビアン・トゥアン(ob)ヴァレンティーノ・ズッキアッティ(fg)マッシモ・ベッリ指揮 新フェルッチョ・ブゾーニ室内o,他
〈2004~23〉[Brilliant Classics(D)BRL97738(8枚組,海外盤)]

23 ファリャ:歌劇《ペドロ親方の人形芝居》,チェンバロ協奏曲,ストラヴィンスキー:《プルチネルラ》組曲 パブロ・エラス=カサド指揮マーラー室内o〈2023〉[Harmonia Mundi(D)HMM902653(海外盤)]

24 ファリャ/ピアノ独奏のためのオリジナル作品全集 西澤安澄(p)〈2010〉[PROMETHEUS(D)NYCX20012]
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25 鳥の歌 ホワイトハウス・コンサート〔カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌,他〕 パブロ・カザルス(vc)ミエチスラフ・ホルショフスキー(p)アレクサンダー・シュナイダー(vn)〈1961(L)〉
[ソニー・クラシカル(M)SICC40257]
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26 カタルーニャのチェロ曲集〔カザルス:ロマンス,夢,アルバムの綴り,他〕 ドミトリ・ヤブロンスキー(vc)ライア・マルティン(p)〈2021~22〉[Naxos(D)8579097(海外盤)]
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 こちらも生誕150年のミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876~1909)。ポーランド後期ロマン派を担った作曲家で、リヒャルト・シュトラウスの影響を受けて多くの交響詩を書いている。32歳で登山中に雪崩に巻き込まれて死去。
 ホーコン・ベアセン(1876~1954)は、デンマークの作曲家。こちらも、後期ロマン派や国民楽派の流れを汲んだ作品を書いた。《高貴な訪問客》は、20世紀初頭を代表するデンマークのオペラ作品として知られ、交響曲や弦楽四重奏曲も手がけている。

27 カルウォヴィチ/交響詩集 グジェゴシュ・ノヴァーク指揮ロイヤルpo〈2019〉[DUX(D)DUX1621(海外盤)]
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28 カルウォヴィチ:交響曲《復活》 イェジ・マクシミウク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
〈2008〉[BeArTon(D)CDB042(海外盤)]SACDハイブリッド
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29 ベアセン:歌劇《高貴な訪問客》 スティグ・フォーグ・アンデルセン(T)ティナ・キルベア(S)グイド・ペヴァタルー(Br)タマシュ・ヴェート指揮オーデンセso,他〈2003〉[Dacapo(D)8226020(海外盤)]

30 ベアセン:交響曲第2番《海》,同第3番 オーレ・シュミット指揮フランクフルト放送so
〈1997〉[CPO(D)999353(海外盤)]※現在取扱なし。配信あり

生誕100年の音楽家たち

 1926年生まれ、生誕100年の作曲家は4人。まずは、20世紀のドイツを代表する作曲家、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926~2012)。前衛的な手法を交えながら、交響曲や協奏曲、オペラやバレエなど伝統的なジャンルの作品を多く残した。交響曲は第10番まで書き、オペラには《ホンブルクの公子》や三島由紀夫原作の《午後の曳航》などがある。
 アメリカの実験音楽の立役者、モートン・フェルドマン(1926~87)も生誕100年組。ジョン・ケージと共にアメリカの実験音楽を推進、図形楽譜による音楽も手がける。後年は、全体がピアニシモという、静謐で演奏時間の長い作品を多く書いた。弦楽四重奏曲第2番の日本初演(2006年)は、切れ目なしで7時間半かかっている。
 ウィーン生まれの英国人作曲家ジョーゼフ・ホロヴィッツ(1926~2022)は、ジャズやポップスの語法をクラシックに取り入れるスタイルで曲を書いた。金管やクラリネットのための作品も多い。

31 トリスタン〔ヘンツェ・ピアノ、テープと管弦楽のための前奏曲集《トリスタン》,他〕 イゴール・レヴィット(p)フランツ・ウェルザー=メスト指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo〈2019~20〉[ソニー・クラシカル(D)SICC30609]
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32 ヘンツェ:歌劇《裏切られた海(午後の曳航)》 ジョシュ・ラヴル(T:登)ヴェラ=ロッテ・ベッカー(S:房子),ボー・スコウフス(Br:竜二)シモーネ・ヤング指揮ウィーン国立歌劇場o〈2020(無観客L)〉[Capriccio(D)C5460(2枚組,海外盤)]
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33 モートン・フェルドマン:ザ・ヴィオラ・イン・マイ・ライフ アントンワン・タメスティ(va)ハリー・オッグ,フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒo,パウロ・アルバレス(p・チェレスタ)〈2022~23〉[Harmonia Mundi(D)HMM905328(海外盤)]

34 フェルドマン:ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ アンサンブル・アヴァンギャルド〔アンドレアス・サイデル(vn)ドロテア・ヘムケン(va)クリスティアン・ギーガー(vc)シュテッフェン・シュライヤーマッハー(p)〈2023〉[MD+G(D)MDG61323092(海外盤)]

35 撥弦楽器が好きな人もいるでしょ~ハープシコードで奏でる20世紀とジャズ・スタイルの音楽〔ホロヴィッツ:ジャズ・ハープシコード協奏曲,他〕 パトリック・アイルトン(cemb)レザンヴァジオン〈2018〉[Globe(D)GLO5272(海外盤)]

36 Beans〔ホロヴィッツ:ユーフォニアム協奏曲,他〕 佐藤采香(eup)清水初海(p)〈2018〉[クリストン(D)OVCC00147]
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 そして、クルターグ・ジェルジュ(1926~)は、今年2月に100歳の誕生日を迎える現役の作曲家だ。ウェーベルンの系譜を継ぐような、極端に切り詰められた表現で知られるハンガリーの巨匠。ピアノのための《遊び》や、ヴァイオリンとソプラノによる《カフカ断章》は演奏会で取り上げられる機会も多い。
 時代を代表するオルガニストで指揮者だったカール・リヒター(1926~81)も、同じ年の生まれだ。ミュンヘン・バッハ管弦楽団を設立し、バッハやヘンデルなどの宗教曲や管弦楽曲を録音。その求心的で峻厳な演奏は、ロマン派の流儀で染まったバロック音楽を洗い清め、後のピリオド演奏への道を拓いた。

37 クルターグ:ピアノのための「遊び」 ピエール=ロラン・エマール(p)〈2022~24〉[PentaTone Classics(D)PTC5187030(2枚組,海外盤)]

38 クルターグ:カフカ・フラグメンテ(カフカ断章) イザベル・ファウスト(vn)アンナ・プロハスカ(S)〈2020〉[Harmonia Mundi(D)HMM902359(海外盤)]

39 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハo,同cho,ミュンヘン少年cho,エルンスト・ヘフリガー(T:福音史家)キート・エンゲン(B:イエス)他〈1958〉[アルヒーフ(S)UCCA6001]
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40 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 カール・リヒター(cemb)〈1970〉[グラモフォン(S)UCCG46012]
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没後50年の音楽家たち

 没後50年といえば、ベンジャミン・ブリテン(1913~76)だ。20世紀最大の英国人作曲家として、当時の前衛的なムーヴメントを視界に入れつつも、そこからは距離を置いた多彩な作品を手がけている。とくに《ピーター・グライムズ》や《戦争レクイエム》など、声楽やオペラの分野で多大な足跡を残した。
 矢代秋雄(1929~76)も、ブリテンと同じ年に亡くなった。フランスに留学して緻密な作曲書法を習得して書いた作品は、46歳で早世したせいもあり、数こそは多くないものの、いずれも完成度の高い作品ばかり。交響曲やピアノ協奏曲がよく知られているが、最近は20代で作曲したピアノ曲を取り上げるピアニストも増えている。

41 ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム,冬の言葉,パゴダの王子 エドワード・ガードナー指揮ロンドンpo,ニッキー・スペンス(T)〈2021~22(L)〉[LPO(D)LPO0134(海外盤)]

42 ブリテン/ヴァイオリン協奏曲&室内楽作品集 イザベル・ファウスト(vn)ヤクブ・フルシャ指揮バイエルン放送so〈2021~22(一部L)〉[Harmonia Mundi(D)HMM902668(海外盤)]

43 72 Preludes〔矢代秋雄:24の前奏曲,他〕 藤田真央(p)〈2024〉[ソニー・クラシカル(D)SICC30894(2枚組)]
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44 矢代秋雄:ピアノ協奏曲,交響曲 岡田博美(p)湯浅卓雄指揮 アルスターo〈2000~01〉[ナクソス(D)NYCX55351]
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