オリヴィエ・メシアン
Olivier Messiaen
(1908-92)
フランスを代表する作曲家・オルガニスト・教育者。カトリック信仰、鳥のさえずり、独自のリズムや旋法を取り入れた独創的な音楽で知られる。《世の終わりのための四重奏曲》や《トゥーランガリラ交響曲》などを作曲し、20世紀後半の音楽界に極めて大きな影響を与えた。(編集部)
代表曲
《世の終わりのための四重奏曲》
1940~41年作曲の室内楽曲。第二次世界大戦中の捕虜収容所で初演された。静かな祈りと神秘的な響きが深い感動を呼ぶ。
《幼子イエスに注ぐ20のまなざし》
1944年作曲のピアノ曲集。キリストの幼年時代への信仰を描いた大作である。壮麗な和声と神秘的な音楽世界が広がる。
《トゥーランガリラ交響曲》
1946~48年作曲の交響曲。愛と歓喜を壮大なスケールで描いた代表作である。オンド・マルトノを加えた色彩豊かな響きが魅力。
必聴名盤

メシアン:トゥーランガリラ交響曲
リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウo
ジャン=イヴ・ティボーデ(p)原田節(オンド・マルトゥノ)
〈録音:1992年3月〉[デッカ]
[詳細はこちら]※「不滅の名盤」のページ
これからも聴き継いでほしい《トゥーランガリラ交響曲》の名盤の一枚[…]メシアンが亡くなった年の録音で、ソリストが初演者より若返って清新に響く。原田節のオンド・マルトノは膨らみのある音色がオーケストラから浮かび上がって明瞭にきこえ、ティボーデのピアノは……
———白石美雪(音楽学)

