カール・リヒター生誕100年 アーノンクール没後10年

再発見&再評価!リヒター&アーノンクールの “隠れ名盤” たち

カール・リヒターとアーノンクール特別企画
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「バッハの使徒」とも言えるカール・リヒター(1926~1981)と、やはりバロック音楽を主戦場にしてきたニコラウス・アーノンクール(1929~2016)は、古典派・ロマン派の領域にも興味深い録音を遺している。特に後者は、バルトークやガーシュウィンなどの20世紀の作品にまで進出して我々を驚かせてくれた。それらは単なる気まぐれ(?)それともそこに通底するテーマがあったのか、増田良介氏にそのレコーディング道程を読み解いていただく。

文・CDコメント=増田 良介(音楽評論)

名オルガニスト、リヒターのブルックナー

1957年9月、ハンス・クナッパーツブッシュの推薦により、ひとりの若い指揮者がバイエルン国立管弦楽団を指揮して、ブルックナーの交響曲第8番を演奏した。この指揮者がなんと、30歳のカール・リヒター(1926~1981)なのだ。私はこのエピソードを野中裕氏の『カール・リヒター論』(春秋社)で読んで驚いたのだが、ファンには有名な話なのだろうか。

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