連載

   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第3回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第3回は、シューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》。この作品に貫かれているテーマは「メメント・モリ」(=死を...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第3回/沼野雄司

一周まわった地点でふたりが出会う たぶん生き乍ら鼠や蛇に噛まれ、食われ、じわじわと死んだのだろう。それなのに――。侍の顔は――。伊右衛門様とお岩様です――と男は...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第3回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏による、毎月1日更新の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)とは、ドイツ語で「前奏曲」を意味することば。このコーナーでは1つのクラシック音楽メディアを端緒に、記憶について、「異物」について……自由に思索を巡らせます。今回登場するのは、サヴァール×ル・コンセール・デ・ナシオンによる、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》を収めた注目盤です。
   
音符の向こう側

【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第2回

音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第2回のテーマは、前回のマーラー《交響曲第6番》からはがらり変わって、ヴェルディ作曲《椿姫》。1990年代、2000年代の二つの舞...
   
トーキョー・モデュレーション

【連載】トーキョー・モデュレーション 第2回/沼野雄司

ボレロ・ボレロ・ボレロ 「つっかえたわ」「大丈夫、これからだ」「ちがう、レコードのことよ、直してよ」 ――映画『テン』より 1. ボレロで撹乱する  のっけから...
   
プレルーディウム

【連載】プレルーディウム 第2回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏による、毎月1日更新の連載「プレルーディウム」。プレルーディウム(Präludium)とは、ドイツ語で「前奏曲」を意味することば。このコーナーでは1つのクラシック音楽メディアを端緒に、声について、記憶について……自由に思索を巡らせます。今回登場するのは、エラス=カサド×アニマ・エテルナ・ブリュッヘによるブルックナーを収めた、注目盤。あなたはこのホルンを聴いて、何を思い浮かべますか?
   
音符の向こう側

【新連載】音符の向こう側/城所孝吉 第1回

音楽評論家・城所孝吉氏の新連載がスタートします。楽譜=音楽ではない。楽譜は演奏されなければ音楽にはならない。ゆえに演奏家の主観の入らいない音楽は存在し得ない、と...
   
トーキョー・モデュレーション

【新連載】トーキョー・モデュレーション 第1回/沼野雄司

野蛮な大国が反旗を翻している  炸薬弾が銃口から飛び出す前に、大統領は、ついと頭を前に傾けたのだ。ジャッカルが呆然としてながめていると、大統領は、前にいる退役軍...
   
プレルーディウム

【新連載】プレルーディウム 第1回/舩木篤也

音楽評論家・舩木篤也氏の新連載がスタートしました。「プレルーディウム(Präludium)」はドイツ語で「前奏曲」の意味。毎回あるディスク(音源)を端緒として、...