アメリカ楽壇を代表する指揮者・作曲家・ピアニスト、マイケル・ティルソン・トーマス(Michael Tilson Thomas、MTT)氏が、2026年4月22日、サンフランシスコの自宅で逝去されました。享年81でした。死因は膠芽腫(グリオブラストーマ)と呼ばれる脳腫瘍の一種で、2021年に診断を受けた後も精力的に音楽活動を続けていましたが、2025年2月に再発を公表、同年4月には活動を休止していました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
2026年4月24日
『レコード芸術ONLINE』編集部
レコード芸術ONLINEでは、MTT生誕80年を迎えた昨年、録音からその軌跡を振り返る記事を音楽学者の谷口昭弘氏にご寄稿いただいております。ぜひご一読ください。
【生誕80年】マイケル・ティルソン・トーマスの軌跡を記念BOXで振り返る(谷口昭弘)

マイケル・ティルソン・トーマス(1944.12.21~2026.4.22)Michael Tilson Thomas
1944年12月21日、ロサンゼルス生まれ。南カリフォルニア大学で学び、19歳で若手オーケストラの音楽監督に就任。1969年にボストン交響楽団で注目を集め、バッファロー・フィルハーモニック音楽監督、ロンドン交響楽団首席指揮者などを歴任した。1995年から2020年までサンフランシスコ交響楽団音楽監督を25年間務め、同楽団を世界的水準に高めた。アメリカ現代音楽の積極的な演奏・録音、教育活動に尽力し、ニューワールド・シンフォニーを創設。グラミー賞を12回受賞するなど、米音楽界を代表する指揮者・作曲家・ピアニストとして多大な功績を残した。

