日本コロムビア

バッティストーニの《カルミナ・ブラーナ》【新譜ライナーノーツ全文掲載】

ディスク情報

カール・オルフ:世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》

指揮:アンドレア・バッティストーニ
ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス
カウンターテナー:彌勒忠史
バリトン:ミケーレ・パッティ
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
児童合唱:世田谷ジュニア合唱団(児童合唱指揮:掛江みどり)
コンサートマスター:依田真宣
東京フィルハーモニー交響楽団
録音:2024年3月15日、サントリーホール
[デンオンCOCQ-85626]UHQCD

「さあ音楽だ。ひたすら音楽だ。」〜アンドレア・バッティストーニの軌跡と《カルミナ・ブラーナ》

加藤浩子(音楽評論家) 

アンドレア・バッティストーニが指揮した日本での公演で、筆者が勝手に「東京三部作」と呼んでいる3つの公演がある。

第1部は、日本デビューとなった2012年2月、二期会公演でのヴェルディ《ナブッコ》。初期ヴェルディならではの情熱と推進力、快い緊張感がみなぎり、ダイナミックな「歌」が溢れた公演は大評判となり、公演ごとに熱気が増幅した。この成功がきっかけとなり、共演した東京フィルでのデビュー、DENONレーベル(日本コロムビア)との専属録音契約が決まる。

第2部は、東京フィルデビューとなった2013年5月の定期公演におけるレスピーギ《ローマ三部作》。プログラムを《ローマ三部作》1本に絞り、イタリア音楽史に燦然と聳える音画を、その場を歩いているようなローマの空気感ともども華麗に描き切った。ピットにいてもダイナミックな動きがかいま見えるバッティストーニが指揮台に上がると、踊るように躍動する強烈な指揮姿にも引きつけられ、これもダイナミックなサウンドと相まって「爆演」ぶりも話題に。だがバッティストーニは、実はとても丁寧に音を鳴らす。音量が爆発寸前まで行っても音が決して濁らないのはその証拠だ。彼が創るサウンドはみずみずしく美しく、何より彼自身が作品に対する好奇心に満ち、1音1音に感嘆しているのがよくわかる。この時の演奏はバッティストーニの最初の録音としてコロムビアから発売され、《ローマ三部作》の名盤の一角を占めている。

第3部はその2年後の2015年5月、東京フィルの首席指揮者に就任したお披露目として上演されたプッチーニのオペラ《トゥーランドット》。演奏会形式の上演だったが、それだけにプッチーニの野心的な音楽があらわになった。自ら「《トゥーランドット》は一番好きなオペラ」というだけあって、《ローマ三部作》で披露した音響的な美点に加え、バッティストーニの探究心が十二分に発揮され、本作の「新しさ」が極められた名演となった。これも音盤として発売されている。

ホップ・ステップ・ジャンプ。この3公演で足場を盤石にしたバッティストーニは、その後バイエルン国立歌劇場からロイヤルオペラハウスまでヨーロッパの主要劇場で活躍し、来日を続け、録音を出し続け、ベートーヴェン、ベルリオーズ、マーラーといった王道のレパートリーから、マイナーなオペラ作品の演奏会形式での上演、同時代作品から自作の初演まで野心的にウィングを広げ、主だったコンサートを録音し、またスタンダードな名曲と日本人作品を組み合わせた「 BEYONDTHE STANDARD」というセッション録音のシリーズなど意欲的な企画に取り組んだ。取り上げた日本人作品の中では、特に黛敏郎の《舞楽》が気に入ったという。黛といえば三島由紀夫の原作によるオペラ《金閣寺》も有名だ。稀代の読書家で、村上春樹や三島由紀夫のファンでもあるバッティストーニらしい。

そう、本読みであることも彼の強みだ。というのも、バッティストーニは25歳の若さでクラシック音楽の入門書を著している(『 Non e musica perVecchi』Rizzoli,2012、邦題『僕たちのクラシック音楽』(音楽之友社,2017))。本書で彼は、クラシック音楽との出会いから、名曲紹介、指揮者の仕事と名指揮者紹介、オペラの魅力などさまざまな角度から音楽について縦横無尽に語り尽くしている。とりわけ「指揮者の仕事」について語った章で、チャイコフスキーの《悲愴》第一楽章を指揮している時の自分の体験〜彼自身の動作と心理〜を綴ってているのは、「指揮者とは何をしているのか」がよくわかる貴重な証言だ。こういう内容を文章化できる指揮者は稀ではないだろうか?文章化できるということは自らを客観視できるということで、だから彼の演奏は「爆演」のようでいて、隅々まで統率されているのである。

演奏と同じく文章にも、音楽に対する情熱がストレートに吐露されているのも快い。同書のエピローグ(「後奏曲」)で、故郷である北イタリアのヴェローナで、古代ローマ時代の闘技場を会場に開催される有名なオペラ祭に出演した時の、指揮台に乗る直前の気持ちが鮮やかに描かれているのはその好例だ。

エピローグは、こう締め括られている。

「さあ音楽だ。ひたすら音楽だ。」

この《カルミナ・ブラーナ》は、バッティストーニの美点が120パーセント発揮された名演である。本人も「《カルミナ・ブラーナ》は大好き」だと語っていたが、スケールが大きく、推進力と色彩感に富み、ダイナミックで音画的で、多彩な合唱が堪能でき、オペラティックでもあり、強靭な生命力(リズムの力強さ!)と人間味にあふれたこの作品は、とりわけ20世紀前半のオーケストラ作品を得意とし、オペラ指揮者として「歌」を知り尽くしたバッティストーニにぴったりだ。バッティストーニは2014年に前述のヴェローナの野外オペラ祭で本作を音楽祭初演(!)し、10 分以上のスタンディングオベーションとなる大成功を収めた。その後もヴェローナで何度か再演している。確かに、2万人を収容する古代ローマの闘技場に《カルミナ・ブラーナ》はうってつけだ。

本録音では、粒揃いのソリストも魅力だ。リリカルな色合いと豊かな表情、煌めく高音に魅せられるソプラノのヴィットリアーナ・デ・アミーチス、明るい音色と豊麗な響きを誇るリリック・バリトンのミケーレ・パッティ、「ローストされた白鳥」が歌うという全曲中で最も奇抜な曲に、テノールに代わって起用されたカウンターテナー弥勒忠史の不思議な味わいなど、それぞれの持ち味が生きている。フルートやファゴットをはじめ、東京フィルの首席奏者たちの名技も麗しい。

何より、プロローグとエピローグの大合唱は聴きものだ。バッティストーニならではの雄大で持続するテンション、全体が寄せては返しながらクレッシェンドしていく高揚感。富平恭平の指揮する新国立劇場合唱団もよく応えている。

ここには「音楽」に取り憑かれたバッティストーニがいる。「さあ音楽だ。ひたすら音楽だ」と心の中で叫び続けるバッティストーニが。

《カルミナ・ブラーナ》について〜「恋愛」の発見

中世後期のヨーロッパには放浪者が溢れていた。貴族から農民まで長子相続が原則だったから、次男以下には下手をすると放浪の運命が待っていた。放浪者の中には、聖職者や学生といったいわゆる知的エリートから脱落した人々もいた。カール・オルフ(1895-1982)の《カルミナ・ブラーナ》は、「ゴリアール」と呼ばれた彼らが詠んだ歌をテキストにした作品である。放浪の楽師たちの音楽がほとんど失われてしまっている現在、カール・オルフの作品の元となった写本『カルミナ・ブラーナ』が伝えられたことは奇跡と言ってもいい。

1803年、南ドイツ、バイエルン州のベネディクトボイエルン修道院で、11 -13世紀にかけて書かれた作者不明のおよそ250曲の歌を収録した写本が発見された。テクストは中世ラテン語が主だが、中高ドイツ語と古フランス語も含まれ、いくつかにはネウマ譜も付されていた。内容は宗教的なものから自然、恋愛を歌ったものまで多岐にわたる。写本は「ブーラ(修道院のある場所の古語での地名)の写本」と呼ばれたが、1847年、文献学者のヨハン・アンドレアス・シュメラーの編纂により、『カルミナ・ブラーナ』(=ブーラの歌)のタイトルで刊行され、大きな話題となった。

カール・オルフが『カルミナ・ブラーナ』と出会ったのは1934年。「新しい作品」が「頭に浮かんだ」オルフは、ミヒェル・ホフマンの協力を得て23曲を選んでテクストに手を入れ、器楽のみの舞曲と冒頭曲を再現する締めくくりの大合唱を加えて、全25曲からなる「世俗カンタータ」(正式な名称は「器楽と魔法のような場面を伴う、独唱と合唱のための世俗的な歌曲」)を書いた。タイトルの通り内容は極めて俗っぽく、自然讃歌から酒場での放吟まで自由奔放だが、白眉は「恋愛」、それも肉体的な恋愛への賛美だ。〈恋の庭〉と題された第3部は、まさに肉体的な恋が成就する過程を描いたもの。抑えきれない肉欲の昂まりが、男の側からも女の側からもストレートに表現され、恍惚としたソプラノ・ソロで絶頂に達する(第23曲)。これほどストレートでワイルドで生命力に満ちた愛の讃歌は、音楽史上でもめずらしい。

中世後期は「恋愛」が発見された時代だった。12世紀、『トリスタンとイゾルデ』の物語は宮廷社会から生まれて一世を風靡した。その物語を伝えた吟遊詩人たちは宮廷に仕える「トルバドゥール」(騎士歌人)だったが、彼らが歌う「恋」の定番は既婚の貴婦人への報われない恋であり、プラトニックで折り目正しい「宮廷風恋愛」だった。リヒャルト・ワーグナーのオペラ《タンホイザー》(1845初演、以下同)の主人公もまた騎士歌人だが、建前が優先される「宮廷風恋愛」に異を唱え、肉欲を讃美して宮廷社会を追放される。

それから数世紀後の近世の都市で繁栄した職人の歌びと「職匠歌人(マイスタージンガー)」を主人公に据えたのが、同じワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》( 1868)である。ここでは規則に縛られた「マイスター歌唱」が批判され、生命力に溢れた恋の歌と規則との融合が図られる。

だが《カルミナ・ブラーナ》の放浪者たちの歌は、これらのオペラに登場する騎士や職人の歌より自然で本能的で、私たちの共感を呼ぶ。もちろん、ダイナミックで執拗で、簡潔でいて生命力に溢れたオルフの音楽の魅力がなければ、ここまで共感を呼ぶことはあり得ないが。

《カルミナ・ブラーナ》はオルフのキャリアにおいて最大の成功となった。舞台形式で行われ、大成功を収めたフランクフルト歌劇場での世界初演(1937年6月8日)後、オルフは出版社に手紙を送って、「これまでの自分の作品」を全て「破棄してほしい」、《カルミナ》は自分の作品集のスタート」だと興奮をあらわにしている。

その後オルフは、同じく愛の讃歌である《カトゥーリ・カルミナ》( 1943)、《アフロディーテの勝利》( 1953)を発表。《カルミナ・ブラーナ》と合わせて「(愛の)勝利三部作」と呼んだ。《カトゥーリ》は古代ローマ、共和政末期の詩人カトゥルスの実体験に基づく詩をベースにした恋愛讃歌、《アフロディーテ》はカトゥルスに加えてサッフォーやエウリピデスらの詩に基づき、古代ローマとギリシャの結婚の儀式を描く。どちらもテクストは《カルミナ》同様もとの言語、つまり古ラテン語や古代ギリシャ語で書かれている。だが内容も音楽も、《カルミナ》ほどのポピュラリティを得るに至っていない。

《カルミナ・ブラーナ》は、時代を超えた「恋愛」の本質をパワフルに伝える、奇跡的な作品なのである。

アンドレア・バッティストーニ  指揮 Andrea Battistoni, conductor

1987年ヴェローナ生まれ。国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に任命された。
『ナブッコ』『リゴレット』『蝶々夫人』(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015)、『イリス(あやめ)』(2016)、『メフィストーフェレ』(2018)で批評家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を得た。同コンビで日本コロムビア株式会社よりCDのリリースを継続している。
 スカラ座、フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン州立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナ、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』(音楽之友社)を刊行。
 2021年、東京フィルとの録音『ドヴォルザーク新世界&伊福部作品』欧米盤が欧州の権威ある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)を受賞した。

Website  http://www.andreabattistoni.it/
Facebook https://www.facebook.com/maestrobattistoni

ヴィットリアーナ・デ・アミーチス ソプラノ Vittoriana De Amicis, soprano

 イタリアのラクイラ生まれ。第4回レナータ・テバルディ国際コンクール(サンマリノ)等複数の国際コンクールを制し、2018年~2020年までヴァレンシアのソフィア王妃芸術宮殿にあるプラシド・ドミンゴ研修センターで研鑽を積んだ。これまでのおもな活動として、ウィーンとヴァレンシアでの『フィガロの結婚』、テーラモでの『リゴレット』、天津とハルビンでの『仮面舞踏会』『セビリャの理髪師』『カルメン』、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ、コルドバ(アルゼンチン)、アレーナ・ディ・ヴェローナでの『魔笛』夜の女王。また、ヴァレンシアでのマルティン・イ・ソレル『騙された先生』、サンカルロ劇場『トロヴァトーレ』、パレルモ・マッシモ劇場『ディドーとエネアス』、パルマでの『アドリアーナ・ルクヴルール』などもある。

彌勒 忠史 カウンターテナー Tadashi Miroku, countertenor

平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(音楽部門)をカウンターテナーとして史上初めて受賞。千葉大学卒業、同大学院修了。東京藝術大学卒業。二期会・日生劇場『メデア』、佐渡裕指揮『夏の夜の夢』、市川海老蔵特別公演『源氏物語』等の舞台や、オーケストラ・コンサート、さらには「題名のない音楽会」「関ジャム完全燃SHOW」等TV番組にも多数出演する等幅広く活躍。CD「No early music, No life?」(OMF/朝日新聞推薦盤)や著作も「イタリア貴族養成講座」(集英社)等数多い。NHK「テレビでイタリア語」「ぶらあぼ」「教育音楽」等に記事を連載。現在、国立音楽大学客員教授、日本大学芸術学部講師。在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。二期会会員。

ミケーレ・パッティ  バリトン Michele Patti, baritone

イタリア・ジェノバ生まれ。複数の国際コンクールに優勝し、ボローニャのテアトロ・コムナーレ音楽院でイタリアオペラの奨学生に選抜された。最近の活動として、ブッセートのヴェルディ劇場、ボローニャ・テアトロ・コムナーレ、パルマ・レージョ劇場の共催によるヴェルディ・フェスティヴァルのオープニング『愛の妙薬』『ドン・ジョヴァンニ』『椿姫』、パルマのヴェルディ音楽祭での『一日だけの王様』、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場での『ドン・パスクワーレ』『ラ・ボエーム』『メリー・ウィドウ』『道化師』、コモ歌劇場『ウィリアム・テル』タイトルロール、ペトルッツェッリ劇場(バーリ歌劇場)『愛の妙薬』、マッシモ・ベッリーニ劇場( カターニア)『椿姫』、ナポリ・サン・カルロ劇場とカラカラ劇場の『カルメン』、ヴェローナ・フィラルモニコ劇場『魔笛』など。

新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus(合唱指揮:冨平恭平) (Kyohei Tomihira, chorusmaster)

新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、 1 9 9 7 年1 0 月に開場した。新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、国内外の共演者およびメディアからも高い評価を得ている。

世田谷ジュニア合唱団 Setagaya Junior Chorus(児童合唱指揮:掛江みどり)(Midori Kakee, children’s chorusmaster)

1992年7月に掛江みどりによって世田谷区社会教育団体として創立され、2 0 2 2 年に3 0 周年を迎えた。日本歌曲、国内外の合唱作品、ミサ曲など幅広いレパートリーを持ち、定期演奏会開催、オペラやオーケストラ作品への出演、学校教材等、CD 収録も多数。また、世田谷区公式行事他,地域活動にも貢献している。バッティストーニ氏指揮     東京フィルハーモニー交響楽団とは『オテロ』(2017)『メフィスト―フェレ』(2018)(いずれも演奏会形式)でも共演。近年では新国立劇場『スーパーエンジェル』『トスカ』、東京芸術劇場『夕鶴』『道化師』、田尾下哲演出『マタイ受難曲』にて好評を博す。新国立劇場2 0 2 3 / 2 0 2 4 シーズン開幕公演『子どもと魔法』での高評価は記憶に新しい。

東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamura オーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏『、名曲アルバム』『NHK ニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK 紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏の他、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を集めている。2020 〜21 年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS 1『BS 1 スペシャル 必ずよみがえる〜魂のオーケストラ 1 年半の闘い〜』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。

1989 年よりBunkamura オーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

公式ウェブサイト  https://www.tpo.or.jp/

STAFF
Producer : Hiroyuki Okano*
Recording Director : Hiroshi Kunisaki*
Recording Engineer : Toshiyasu Sihozawa※
Assistant Engineer : Eri Kushimoto※
Mastering Engineer : Hiroshi Satow※

*Columbia Creative Co., Ltd. ※Nippon Columbia Co., Ltd.

※歌詞対訳は、CDブックレットには掲載されております。


企画・制作:日本コロムビア

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