ひとつの音も捨てられることなくすべての音が必ずきちんと発音され、歯車がまわり始める。……そこには旋律、内声、低音による緊張関係がみなぎっているのだ。

ディスク情報
モーツァルト/後期6大交響曲
〔第35番《ハフナー》,第36番《リンツ》,第38番《プラハ》~第41番《ジュピター》〕
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
〈録音:1959年1月~ 1960年2月〉
[ソニークラシカル(S)SICC10341~2(分売)]
布施砂丘彦(コントラバス奏者・音楽批評)
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