ナクソス・ジャパン

   
インタビュー

田所光之マルセル デビュー・アルバムに知られざる作曲家ヘンゼルトを選んだ理由

 若手アーティストのデビューアルバムには、誰もが聴き知る王道的な作品が並んでいるのが通例だ。しかし、田所光之マルセルはアドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814〜1889)、それも「練習曲全集」という規格外の選択をした。チャレンジングな精神と、レパートリーの地平線を遠く見渡す音楽家としての姿勢が伝わってくる。
   
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【特別寄稿】シューベルトソナタ録音3巻目にあたり フォルテピアノ 矢野泰世

スイス在住の矢野泰世がシューベルトのピアノ・ソナタ全曲録音にじっくりと取り組んでいる。『レコード芸術』特選盤に選ばれた前2作に続く第3集発売に際して、録音の模様...
   
インタビュー

バッハ晩年の集大成をどっしりと味わって 鈴木優人、《平均律》第2巻を語る

鈴木優人©Marco Borggreve インタビュー・文=山崎浩太郎(演奏史譚)取材協力=ナクソス・ジャパン、ジャパン・アーツ 指揮者として鍵盤楽器奏者として...
   
最新盤レビュー

ブラームス《ドイツ・レクイエム》の最先端 対照的な2点が相次いでリリース

ブラームス:ドイツ・レクイエム(1868年ブレーメン初演時再現の試み)〔ドイツ・レクイエム第1~4章+第6・7章,J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV.10...
   
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【特別寄稿】スウェーデン音楽に新たな視野を拓く、 ルードヴィグ・ノールマン(ヌールマン)の室内楽アルバムが登場

スウェーデン音楽に新たな視野を拓く、ルードヴィグ・ノールマン(ヌールマン)の室内楽アルバムが登場。コロナ禍の出来事がきっかけで実現した録音について、ステーンハン...
   
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【特別寄稿】『管弦楽のための協奏曲』 ~ 日本で作曲されたオケコン三題 ~

幻の問題作 プリングスハイム「管弦楽のための協奏曲」再演ライヴ! 『管弦楽のための協奏曲 - プリングスハイム、三善晃、大栗裕』野平一郎(指揮)オーケストラ・ニ...
   
最新盤レビュー

ムーティの活力や推進力が導く音楽的感興 フィルハーモニック・ブラス「イタリアーナ!」

イタリアーナ!〔ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》序曲,ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》序曲,プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》間奏曲,レスピーギ:交響詩《...
   
インタビュー

オルガ・パシチェンコが自分のことを 「鍵盤楽器奏者」と語るわけとは?

1867年製の平行弦によるベヒシュタインを前に インタビュー・文=長井進之介(ピアニスト・音楽ライター)通訳=野々山順子 カメラ=各務あゆみ取材協力=ナクソス・...
   
最新盤レビュー

「マーラーをオーディオで聴く」エクスタシーを 存分に味わわせてくれるパーヴォのマーラー5番

マーラー:交響曲第5番パーヴォ・ヤルヴィ指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団,イヴォ・ガス(hrソロ)〈録音: 2024年1~2月〉[ALPHA(D)NYCX10...
   
最新盤レビュー

ドラマティックに描くシベリウス。交響曲全集完結編

シベリウス:交響曲第6番,同第7番, 劇付随音楽《テンペスト》 (抜粋)サントゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮エーテボリso〈録音:2022年5月,2024年〉[...