両曲ともこれ以上を望めないほどの素晴らしい演奏だが、ことに《左手》は正に千両役者の芸で、豪快で二日酔いのような最初の登場から、聴き手をグイと彼のダンディズムの虜にしてしまう……

ディスク情報
ラヴェル:ピアノ協奏曲,左手のためのピアノ協奏曲
サンソン・フランソワ(p)アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団
〈録音:1959年7月〉
[ワーナー(S)WPCS23040]
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石原立教(音楽評論)
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