フランツ・シューベルト

フランツ・シューベルト

フランツ・シューベルト
Franz Schubert
(1797–1828)

【プロフィール】
オーストリアの作曲家。古典派からロマン派への過渡期に活躍し、特にロマン派音楽の先駆者とみなされている。600曲以上におよぶ歌曲で知られ、《魔王》《野ばら》《冬の旅》などが名高い。旋律の美しさと詩の内容への深い共感により、それまで重要視されていなかった歌曲を、芸術の域にまで高めた。歌曲以外にも《未完成》やピアノ五重奏曲《鱒》などの優れた作品を残している。生前は名声からは程遠い存在だったが、死後に再評価が進んだ。抒情性と内省に富んだ作風が特徴である。(編集部)

   
最新盤レビュー

パーヴォ=DKAMのシューベルト全交響曲録音は 「未完成」と「悲劇的」で幕を開ける!

思わず唸ってしまう。パーヴォ&ドイツ・カンマーフィルがシューベルトをまだ録音していなかったことに。そして、満を持した初録音が「7番&4番」のカップリングである事実に。手前味噌で恐縮だが、シューベルト全交響曲の4夜にわたる演奏会を企画したさい、筆者はこの2つの短調作品を、まったく当然のように別々のプログラムに配した。あまりの破壊力ゆえだ。それをあえて並べることで、しょっぱなから悲劇の凝集的なパワーが炸裂する。これ以上ない説得力である。
   
鍵盤曲

シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番,同第20番,アレグレット

シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番,同第20番,アレグレット エリック・ルー(p)〈録音:2022年1月〉[ワーナー・クラシックス(D)WPCS28509]S...
   
週刊フィッシャー=ディースカウ

『週刊フィッシャー=ディースカウ』臨時増刊 【レコ芸アーカイブ】1987年DFD来日時インタヴュー再録

厖大なレパートリーに、前人未踏の巨大な業績 今年は「不世出の」大歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの生誕100周年。それを記念して「レコード芸術ONL...
   
オペラ/声楽曲

ドッペルゲンガー

ドッペルゲンガー〔シューマン:詩人の恋,ケルナーの12の詩,シューベルトの《白鳥の歌》をドラマ化した舞台『ドッペルゲンガー』〕 ヨナス・カウフマン(T)ヤン・フ...
   
鍵盤曲

楽興の時

楽興の時〔ラフマニノフ:楽興の時,シューベルト:同〕 ヴェロニク・ボンヌカズ(p)〈録音:2023年11月〉[Paraty(D)PTY2024465(海外盤)]...
   
鍵盤曲

シューベルト+ベートーヴェン

シューベルト+ベートーヴェン〔シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番,同第19番,ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲〕 ジャン・チャクムル(p)〈録音:2...
   
オペラ/声楽曲

弦楽四重奏と歌うシューベルト

幻想五重奏~弦楽四重奏と歌うシューベルト〔シューベルト:若者と死,ただ憧れを知る人だけが,君よ知るや南の国,ミューズの息子,ガニュメート,すみれ,魔王,さすらい...
   
室内楽/器楽曲

リヴァー・オブ・ミュージック

River of Music〔コールリッジ=テイラー:深い河,ドヴォルザーク:月に寄せる歌,リスト:コンソレーション,シューベルト:ピアノ五重奏曲《ます》他〕 ...
   
室内楽/器楽曲

Empfindungエンプフィンドゥング

Empfindungエンプフィンドゥング〔ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番《ハープ》,メンデルスゾーン:無言歌集より,シューベルト/3つの歌曲〕 ベドリッシ...
   
復刻!柴田南雄の名連載

第十四回(1984年8月号)シューマン/交響曲第二番ほか

柴田南雄の名連載『新・レコードつれづれぐさ』第14回の主な話題は、指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。世代の新しさを覚える(柴田は1916年生れで、シノーポリは46年...