トーキョー・モデュレーション 【連載】トーキョー・モデュレーション 第6回/沼野雄司 深い赤がエロティックな質を帯びる ――WHOは、生活の質(Quality of Life)を、文化や価値観の文脈、また個人の目標、期待、基準、関心との関連の中で... トーキョー・モデュレーション連載
トーキョー・モデュレーション 【連載】トーキョー・モデュレーション 第5回/沼野雄司 世界が瞬間、瞬間に開花してゆく ――とりわけ私のように、自己と密着した形で音楽を書いている作曲家の場合、体力の衰えがそのまま作品自体の衰えに繋がってしまう可能性... トーキョー・モデュレーション連載
トーキョー・モデュレーション 【連載】トーキョー・モデュレーション 第4回/沼野雄司 1月5日のシューベルト 喪失とは常に、死の、もしくは不在の謂いであり、暗喩である。そうした死が、不在が、変ト長調で浄化されることによって、いわば「うかばれる」、... トーキョー・モデュレーション連載
トーキョー・モデュレーション 【連載】トーキョー・モデュレーション 第3回/沼野雄司 一周まわった地点でふたりが出会う たぶん生き乍ら鼠や蛇に噛まれ、食われ、じわじわと死んだのだろう。それなのに――。侍の顔は――。伊右衛門様とお岩様です――と男は... トーキョー・モデュレーション連載
トーキョー・モデュレーション 【連載】トーキョー・モデュレーション 第2回/沼野雄司 ボレロ・ボレロ・ボレロ 「つっかえたわ」「大丈夫、これからだ」「ちがう、レコードのことよ、直してよ」 ――映画『テン』より 1. ボレロで撹乱する のっけから... トーキョー・モデュレーション連載
トーキョー・モデュレーション 【新連載】トーキョー・モデュレーション 第1回/沼野雄司 野蛮な大国が反旗を翻している 炸薬弾が銃口から飛び出す前に、大統領は、ついと頭を前に傾けたのだ。ジャッカルが呆然としてながめていると、大統領は、前にいる退役軍... トーキョー・モデュレーション連載