音符の向こう側 【連載】音符の向こう側/城所孝吉 第4回 音楽評論家・城所孝吉氏の連載、第4回は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35。あまりに有名なこの曲の成立背景(バイオグラフィ)は、意外に知られて... 音符の向こう側連載
最新盤レビュー ブルース・リウの個性と挑戦 チャイコフスキー、サティの注目2タイトルが登場 彼が初来日時からずっと言い続けてきたのが「チャイコフスキーを録音したい」。ここに登場した《四季》もまた、リウの個性である明朗で自由で視覚的、しかも内省的なピアニズムが全開。とりわけ〈バルカローレ(舟歌)〉の揺れるリズム、〈トロイカ〉の旋律美、〈ワルツ〉の物語性などに特有の奏法が遺憾なく発揮されている。 最新盤レビュー