インタビュー
宮田大×大萩康司 工房=アトリエという名の新しいアルバムのこと
クラシック・シーンの第一線で活躍するチェリストとギタリスト、名手で人気者の二人による至高のアンサンブル再び! 一緒に新たな音楽をつくりだす魅惑の工房(アトリエ)へようこそ。
宮田大×大萩康司は2018年6月の八ヶ岳高原音楽堂での初顔合わせから、翌年3月の王子ホールでのデュオ・リサイタルを経てステージで共演を重ね、コロナ禍の真っ只中であった2020年7月にデュオ・アルバム第1弾の『Travelogueトラヴェローグ』をレコーディングした。まだ人々が自由に出歩けない状況下で、サティやラヴェルといったフランスものからピアソラなどの南米音楽まで、あたかも各地を旅して回るようなコンセプトの“旅行記”を意味するこのアルバムを完成させ、同年12月にリリース。たちまち大きな反響を呼び、その後のツアーも全国に及んで成功を収めたのだった。そんな二人から、4年ぶりとなる待望の第2弾アルバム『atelierアトリエ』が遂に届けられた。