
本日5月28日は、ドイツの名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925~2012)の100回目の誕生日。「レコード芸術ONLINE」では、生誕100年 特別連載『週刊フィッシャー=ディースカウ』を毎週金曜日に配信していますが、今回は誕生日当日の「臨時増刊」として、ワーナーミュージックより今月発売されたばかりの「ワーナークラシックス HMV/Electrola/Teldec/Eratoリート&歌曲録音全集」BOXを、連載本編のナビゲーター吉田真氏にレビューいただきます。言ってみれば、天国のフィッシャー=ディースカウからの “逆バースデー・プレゼント” ですが、ずしりと重い(79枚組!)贈り物に圧倒されます。

ディスク情報
フィッシャー=ディースカウ/ワーナークラシックス HMV/Electrola/Teldec/Eratoリート&歌曲録音全集
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)ジェラルド・ムーア,カール・エンゲル,ヴォルフガング・サヴァリッシュ,ヘルタ・クルスト,ダニエル・バレンボイム,ハルトムート・ヘル,アリベルト・ライマン(p)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー,パウル・クレツキ,ルドルフ・ケンペ,ジョージ・セル(指揮)他
〈録音:1951年~1991年〉
[Warner Classics(M/S/D)2173247545(79枚組,海外盤)]
デビュー直後から全盛期への軌跡を追えるのが嬉しい
文=吉田 真
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